ももすけの日記

化粧水のほのとかをりて初化粧
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

乙女椿の怪

2008年04月26日 22時45分00秒 | 日記
しばらく持病の頭痛もあまり出ないで、これはある程度年齢がいったせいかと、喜んでいたぼくのおかあさんでしたが、今年はまた、風邪を引いてしまったようです*(涙)*

ぼくのページに来るのがせいいっぱいで、お友だちのところにまで遊びにいけませんがお許しください*(ラブリー)*

おかあさんが風邪(多分、そうなのでしょう、お医者さんも風邪薬をくれた)をひいている間にも、お花たちは次々に咲いています。
20080426

photo by momosuke2sei

・・・しかし、真紅の乙女椿だけは、一昨年まであんなに綺麗に咲き誇っていた椿だけは今年はてっぺんのほうで1つ、2つと咲いているだけなのです。しかも、元いた、北隣の敷地を向いて*(びっくり2)*

母娘2人で住んでいらっしたお隣はお母さんが亡くなられて、娘さん(といっても当時55歳くらいだったかな)も嫁がれて、しばらく、縁のある方に貸していましたが、最後はぼくんちの建て替えのときにお借りしたのでした。

手入れの行き届いたお庭でぼくんちとの境界には乙女椿とドウダンツツジがこの時期になると見事だったのです*(庭)*

とうとう、古い家を壊して更地にして売りにだされました。解体作業のおじさんが、何かほしい木があるか?と訊いたので、おかあさんは即座に「椿とドウダンを」と答えました。

そうして、去年の春、その2本の木は我が家ではじめての春を迎えたのでしたが、ドウダンは枯れてしまったのかと心配するくらい貧弱でした。が、ことしは『ドウダ』と言わんばかりに咲き誇っています*(OK)*

去年はドウダンもそうだったし、椿も少ししか咲かなかったのですが、気になることがありました。

少ししか咲いていないのに、なぜか皆、元いた家の方、北を向いているのです*(びっくり1)*

今年はもっと少なく、そして、探さないほどわからないくらいてっぺんで(かなり大きな木ですから)そのうえやはり、隣の方を向いていました。

いつか2人で戻ってくると言っていた娘さんのことを案じているような気がしてなりません。

大阪の立派なお寺の住職さんでもあり、画家さんでもある旦那さんです。年を取ったら(そのときすでにかなりの年配でしたが)2人でこの家に戻ってのんびり絵だけを描きたい、とお話されていたのでしたが。。

『離婚は結婚の何倍ものエネルギーがいる』と話されていたことが忘れられません。

20080426

photo by momosuke2sei