ももすけの日記

黙祷して平和を願ふ終戦忌
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

イーハトーブ

2009年11月05日 00時10分00秒 | 日記
ぼくのおかあさんは、10月末の4日間の旅行を終えて、るんるんで帰ってきました。

その間、ぼくはさびしくて、食欲も無く、寝てばかりいました*(涙)*
でも、もう元気になって食欲もりもり、おかあさんの膝に乗ってパソコンに向っています。

しかし、楽しかった旅行の話を聞いているとき、日本シリーズの後、心臓移植を待っているドキュメンタリーをテレビでやっていて、見るともなく見ていたぼくは、こんなしあわせでもったいないと、むしろ、やるせない気持ちでいっぱいになってきました。。

が、旅は楽しかったそうです、続けます。

まずは花巻に飛んでいきました*(飛行機)*客室乗務員のお姉さんが「皆様に大変ご心配をおかけしていますが、全社員一丸となって再建に取り組んでおりますのでよろしくお願いします」というメッセージが印象的でした。

花巻ではWeb友さんがお迎えに来てくださって案内していただきました。
宮沢賢治大ファンのおかあさん、憧れの花巻。
そこかしこに「賢治」がいるようで、特に「注文の多い料理店」での食事は忘れられない思い出です。

その夜は花巻市郊外の「鉛温泉」
その昔、農家の人たちが農閑期に湯治をしていた旅館です。
売店のかなりのお年と思われるお婆さま(さすが毎日の温泉で、とても美人)が「ここの湯に入っていると、他の湯は塩素臭がしてダメ」と誇らしげに言うのが心地よかったです*(温泉)*

翌日、また別のWeb友さんたちが加わり、中尊寺を見学して「銀山温泉」
こちらもひどくレトロ。
その旅館にも80を過ぎたお婆さま、大おかみですが、肌の色艶も良く、身綺麗にされていて力をもらいました。

翌日はこの旅の目的である「立石寺」
とてもすごい階段の道を登っていくと聞いて、かなり恐れをなしていたおかあさんだったのですが、懸念していた足の小指のまめも痛まず(温泉のおかげかな)無事、参拝することができて、めでたしめでたし。
蔵王の「おかま」も夕暮近くに見ることが出来て最高でした。

その夜は「蔵王温泉」
近代的なホテルでした。ここもgood。
朝に弱いおかあさんは朝風呂はパス、ということが多いのですが「夜明けとともに開場、日没で営業おしまい」というのを聞いて、とても気に入り、頑張って、その朝は皆と同じように早起きして「大露天風呂」に大満足でした。

レンタカーを借りての移動でしたが、4日間とも天候に恵まれ、東北というのに暑いくらいでした。もっとも、車の中で歌を歌ったり、きゃっきゃと騒いでいたので、よけい暑かったのかも*(!?)*

今晩のテレビで蔵王連峰の雪の映像がテレビのニュースでもありましたが、うそのようです。

わんこそばも食べさせてもらいました*(そば)*
ずんだソフトクリームのおいしかったこと*(ロケット)*
どこもかしこも紅葉まっさかり*(紅葉)*
そして、自分が山形県で車の運転をするなんて夢にも思っていなかったことに興奮したおかあさんでありました*(車)*

Cafeで知り合えたおともだち。さきほどの心臓移植とはまた違っても、それぞれのドラマチックな人生があるのでした。

こんな素晴らしい旅に参加させてもらったことに感謝、いつまでも、おかあさんの心の中に「イーハトープ」は燃えています。

最後に、おかあさんのくだらない日記をここまでも読んでくださったことに感謝のお土産です*(ウインク)*
photo by momosuke2sei from OCNフォトフレンド