ぼくはもうすぐ14歳になります*(ラブリー)*
人間でいうと70歳以上かなぁ、、、
でも、自分が年とったな、などとはちっとも感じていません。
階段をおっかなびっくりなぼくを心配して、滑り止めのマットを敷いてもらいましたが、わざわざ、マットの敷いていない部分を使ったりしています。
いつのころからか、ぼくは2階のおかあさんのベッドで一緒に寝るようになりました。
犬は犬、というけじめをつけなくちゃ、と人間は思っているようですが、犬だって、好きな人とふかふかのところでいっしょに寝たい。
ときどき、ベッドに飛び乗るのを失敗したり、寝ているときにうっかり落っこちたりするようになりました。
でも、ぼくはプライドが高いから、失敗しても素知らぬふりをしているので、おかあさんも取り立てて言いふらしたりはしないのです。
人間と同じで、年をとると夜中に喉がかわきます。
居間のぼくの水のところまで下りるのがかわいそう(と言うより、おかあさんがドアを開けたり、電気を付けたりが面倒で寒いから)なので、とうとう、寝室にもぼくの水のみのカップとペットシーツを敷いてもらいました。
ほとんどストーブの前で眠っています。
今はおかあさんのそばにいます。
あんなに大好きな『お散歩』と言う言葉にもあまり反応しなくなりました。
こんなに寒くてはやってられないのです。
自分が老いを感じるようになってきたおかあさんですが、ぼくのことを思うと、もっと、もっと、胸が締め付けられそうになります。
しかし、おかあさんはできるうちにできることをしよう、と月末から10日間の旅行に出かけます。
去年の旅行のときは、おねいちゃんが家にいたからよかったのだけれど、今、おねいちゃんはお仕事しているので、多分、その10日のうちに1度か2度、運が悪ければ3度(シフトはまだわからないそう)夜勤があります。
最初、おかあさんは暢気に10日間、ペットショップにお泊り、と考えていましたが、このところのぼくを見て、できることなら、住みなれたおうちでお留守番させてあげたいと思うのです。
一人暮らしのおかあさんのお姉さんなら頼めばここに来てくれるよ、とおかあさんは言いますが、おねいちゃんは口うるさい伯母さんが苦手のようで、うんと言いません。
そんなこと心配してても、おかあさんは行くんだよ*(スペイン)*
去年みたいに、おかあさんが帰ってきてからぼくも一緒に日記を書けるといいんだけど。
久しぶりの雨が上がって、葉ボタンの花芯に水玉が輝いていました。