う~ん、何から書けばいいのだろう・・・
とにかくおうちを留守にしていたおかあさんが帰ってきました。
帰ってきてからも俯くことがしんどくて、それに手を前に差し出している動作もしんどくて、あんなにしょっちゅうさわって遊んでいたパソコンからも遠ざかって、メールはもっぱら寝っ転がって携帯電話で。
目を手術したときはあんなに本をたくさん読めたのに、今回は1冊だけ。
岸恵子の「わりなき恋」、、、ファーストクラスの別世界のお話で「ベラルーシの林檎」からのイメージとは程遠く。
退院して、おうちに帰ってからもごろごろ寝てばかりいるおかあさんです、また寝転がって「世界から猫が消えたなら」を読みました。
おかあさんの年齢の半分も生きていない作者が、主人公をしてこんな風に考えさせているのだと、それに感動しました。
そして、おかあさんは「世界から犬が消えたなら」と想像して、傍らに寝そべっているぼくをそっと引き寄せて抱きしめたのでした。
おかあさんは、ももすけより先に死ぬわけにはいかない、と思いました。
それから、入院中のことなど、また、ぼつぼつ書こうと思いはじめました。