文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

au WIN端末 W21T

2006-01-02 | Weblog
2005年12月に,歳末が近づいたので,有楽町ビックピーカンと横浜ヨドバシカメラ秋葉原ヨドバシカメラの携帯電話売り場をチェックしていた。少し旧い掘り出し物が破格で出るからである。ドコモのエクシーレ2とスーパードッチーモのP821iを入手したことがある。2005年12月に,秋葉原ヨドバシカメラで,auの東芝製WIN端末のW21Tが本体1円(機種変更)で入手した。

Bluetooth機能があり,ダイヤルアップとハンズフリープロファイルなどがサポートされていること。1,000mAhというau端末の中で最大容量を誇る電池を持っていること。BoAのJewel Songという曲が着うたフルとして搭載されておりしかもサビの部分だけ着信音に設定できること。とてもオーソドックスな折りたたみ式端末であること。発売当初からこれらのことが気になっており,是非入手して実際使ってみたいと思っていた。しかし,2005年の秋頃までは,ヨドバシなどの店頭での機種変更価格が16,800円程度で高値安定したいたので,気軽に味見する気にはならなかった。そうこうしているうちに店頭から姿が消えたので忘れていた。

C105PからW21Tへの機種変更だった。これには少々歴史がある。IDO電話がcdmaOneサービスを開始したときにC105Pを新規契約したのだが,残念ながら勤務先の事務所内と自宅内でとても発着信しにくかったので解約したのであった。その数年後,電子コンパス付きでEZナビウォーク機能を使えるA5501Kが新規1円になったので,契約したのだが,EZナビウォークを使うと電池があっというまに消耗してしまい実用的でなくて不便だったのと,電話帳の反応が遅すぎて使いにくかったことと,リボルバータイプが案外使いづらかったのと,起動時間が長くてイライラしたので,C105Pに機種変更したのだ。今回は,そのC105PからW21Tへの機種変更だった。

W21Tを使ってみて最初の印象は,大変感度が悪いということだった。C105Pで問題なく発着信できていた自宅内も勤務先事務所内でも,発着信できないことがほとんどになったしまった。また,かな漢字変換で「あるときいたのですが」を変換すると自動的に再起動してしまうのだった。それから,ドコモのパナソニック端末に比べると文字フォントの完成度が低くて,見ていると稚拙な印象すらあり,チープ感が漂ってしまうことだ。

2005年12月に,端末搭載のブラウザに不都合があるためファームウェアの修正処置を無料で実施するというお知らせがauのホームページに掲載された。W21Tも対象機種だったので,auショップへ持ち込んで,この処置をしていただいた。ショップの混在状況にもよるが30分から90分程度で完了する。今回のファームウェアの修正処置の主な目的は,ブラウザの不都合を修正することだが,他のバグも一緒に解決するようだ。その証拠に「あるときいたのですが」を変換しても再起動しなくなってくれたし,C105Pで使えていたところでは同様にW21Tが使えるようになった。

もしもファームウェアの修正処置をした後も,相変わらずC105Pで使えていたところでW21Tが使えない状態だった場合には,auショップでC105Pに無料で戻す交渉をしてみて,駄目なら有料でもC105Pに戻すかどうか迷っていた。むしろ白紙状態で他のキャリアも含めて再検討できるように,きもちよく解約するつもりだった。とりあえずW21Tは,使える状態になったので,しばらく様子を見るつもりだ。