宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、低ソニックブーム設計概念実証プロジェクト第2フェーズ試験(D-SEND#2)の2回目試験について、今年7月22日からの実施に向け、準備作業に着手することになった。
昨年8月16日(現地時間)に1回目の試験を実施したが、試験機が気球から分離後、計測地点の約12km手前で予定飛行経路から外れたため、想定していた飛行状態でのソニックブームを計測することができなかった。
この結果を受け、JAXAは調査・対策チームを設置し、外部有識者などからの意見を聞きながら、原因を特定(平成26年2月25日に公表)し、その対策に取り組んできた。
この対策の結果、再試験に向けた準備の目処が立ち、2回目試験を行うこととなったもの。
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試験期間:平成26年7月22日~8月22日(現地時間)
試験場所:スウェーデン エスレンジ実験場(スウェーデン・キルナ市)