畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

おせち料理

2007-12-31 19:39:16 | 暮らし
今日は  強風続く

朝からおせち料理作り。友人たちと手分けして作る。
昆布巻き 我が家では新巻き鮭の頭を利用して作る。鮭の頭を細長く切り、中に入れて巻き、かんぴょうで縛り、圧力釜で煮る。鮭の塩加減で味付けを変えなければならず大変。今年は塩が強く少々ショッパイ出来に。
伊達巻 タマゴとはんぺんをミキサーにかけ、オープンで焼く。
煮しめ 鶏肉、ごぼう、人参、こんにゃくはいり煮風に。しいたけはふくめ煮。サトイモもふくめ煮。レンコンだけは別にいり煮。
大根と人参の紅白なますは庭の柚子を散らす。栗きんとんは隣からもらったクチナシの実で彩りも鮮やかに。タヅクリは近海のごまめで。黒豆は自家産がようやく間に合って、黒々とふっくら出来あがる。
午前中には全て完成。友人たちは、昨日の伸し餅、おせち料理を持って返っていった。
私たちは、片付けと掃除などをして、年越しの準備。
神棚も新しい神札をお祭りし、米、お酒、塩、水をあげる。
夕食は年越しの膳となる。私は新潟県の農村の出身。大晦日は最もご馳走を食べる晴れの日だった。一年の無事と、収穫を神に感謝し、新しい年を迎えられることを家族全員で喜び合う慣わしだった。それをこの地に移住して、倣っている。
煮しめ、昆布巻き、などは今日から膳につく。それに、新潟の友人の送ってくれた手打ちそばが年越しの膳である。

神棚


私のつたないブログにお付き合い下さり有難うございました。
新しい年もよろしくお付き合いください。
 
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餅搗き

2007-12-31 06:55:36 | 暮らし
昨日は  強風

主役は友人の息子。26歳になる。私たちの移住するころに生まれた。だから、餅搗きは0歳から、餅搗き暦26年、餅搗きと共に育ってきたようなもの。
小さい頃は、「いっしょに搗いちゃうぞー」とからかいながら。4,5さいころはお父さんが手を添えて、ぺったん、ぺったん。小学生になると、ひとりで杵を振るい、高学年ころは一臼位搗けるようになる。中学生ではもう一人前。
過っては、一日に14,5臼搗くこともあった。だから大人でもたいへん。「餅搗きには来てくれよ」と念を押すほどの戦力になった。高校生の時など、一人で10臼も搗かせたこともあった。
餅搗きは、杵で搗く係りと、臼の中の餅を反す係りが必要だ。この返しが大事な仕事。蒸しあがったばかりの熱いもち米を杵や臼にくっ付かない様にする。つぶれていない部分をうまく杵が当たるところに持ってくる。餅搗きの舵取り役だ。手の皮が厚くないとやれない。熱さが平気な私はずっとやってきた。しかし最近は、恒例の餅搗きは、友人たちにお任せ。私たち雑用。
今日は4臼で終わり。昔に比べなんとも物足りないが。
お昼は、当然搗きたての餅。大根おろし、納豆、小豆餡、七味唐辛子、焼き海苔などが並ぶテーブルへ。多くの子供たちが来ていた頃は、2升餅ではとても足りないこともあった。今は、半分でも余るくらい。懐かしみながらの昼食。
午後は、おせち料理の、準備。買い物等の雑用も。
引き続き夜の鍋料理に。餅搗きの主役の大好物。魚、かに、しらたき、豆腐、きのこにたっぷりの野菜。酒も進み、パソコンの前には座れなかった。

よく捏ねて

ぺったん 搗く

反し 熱いの苦手 ゴム手袋許して

出来上がり これを伸ばす
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