6月19日(火) のち
午前中は、静かな曇り空。秀畑に向う。これから降る雨を利用して、サツマイモの苗の活着を早めようと、最後の植付。前回、サラサラの畝への植付だったので、何本かは、枯れて無くなっていたので、それは、補植。植付は完了。その後、モアで、畑周囲の畔の草を刈っておく。
昼前に、雨がパラパラしてくる。台風本体の雨雲出なく、先遣隊のような千切れ雲の様で、短く、降ったり止んだりを繰り返す。午後は、合羽を着て、家の周りの台風対策をと思っていたが、合羽なしでも、身体が少ししっとりするほどで、たいしたことなく済んだ。風に飛ばされると困るようなものの片付けなど。まず、苗箱。300枚ほどが、今だ洗わずに、田んぼから引き揚げたままに積んである。風向きから、飛ばされる危険もあるので、高さを低くして、一部は、風の死角になるだろう場所に積み替える。サツマイモの苗床も、もう保温は必要ないので、ひふくPOシートを片付ける。
最後に、古い鶏舎。屋根のトタンは、錆びてところどころ穴が開いたり、ぼろぼろだ。うちつけてある垂木なども朽ちてボコボコの所もある。台風の強風で、飛ばされて、他の物を壊しても困る。飛ばされやすいような所は撤去する。そんな所に、近所の人が、明日の葬儀の念仏の連絡に来る。
「台風が来るってのに、大工さんかい?」
本当に安心するには、全部壊してしまうしかないのだが、そこまでは間に合わない。材木や、薪などを置いてあるが、穴だらけのボロ屋根でも、少しは、雨露をしのいでくれている。本格的な解体は、今少し先のこと。そこそこやって、あとは、飛ばされないよう、部分的に重しをのせて、これ以上は、神様、仏さま。頼むしかない。
今、広報が、警報の発表を放送した。暗い夜は、もうなるようにまかすしかない。