ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ポール・デイビス Paul Davis - Cool Night(1982年の洋楽 Part4)

2018-02-12 22:39:23 | ’82年洋楽
1982年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart4はPaul Davisの"Cool Night"。
最高位は2月6日と13日の11位。年間チャートは52位でした。

Paul Davis、1977年最高位7位を記録した"I Go Crazy"で有名です。
この"I Go Crazy"、最近こそロングセラーヒットが多くなりましたが、当時はHot100に20週間以上滞在するヒット曲も少ない時代の中で、この曲はHot100に40週間滞在する記録を持つロングセラーヒット曲でした。最高位の7位まで到達するのにも30週もかかりました。

そしてこの曲"Cool Night"は"I Go Crazy"以来の大ヒットとなった曲で、彼の優しいボーカルによる極上のポップス。
彼の曲はじわじわと良さがわかってくる曲なのでロングセラーのヒットが多いのでしょう。

2008年、残念ながら彼は60歳の若さで突然この世を去ってしまいます。

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22 コメント

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ジャケット・タイトルの差し替え (めった)
2018-02-13 00:15:12
国内盤発売にあたって、ジャケットやタイトルが差し替えになるってのはエア・サプライとポール・ディヴィスが露骨でした。"singer of songs teller of tales"は本人が仙人のようなイラストなので、代表曲"アイ・ゴー・クレイジー"をタイトルにしてオシャレなイラストに差し替え、"Cool Night"はタイトルはそのままでしたが、やはりPaulの顔はイラストに差し替え、彼の名前をそのままタイトルにしたアルバム"Paul Davis"でようやく本人の顔がジャケットにそのまま登場しましたが、タイトルは"パステル・メッセージ"になりました。"クール・ナイト"のアルバムからは表題曲と2曲目"You Came To Me"とドゥーワップの楽しい"’65 Love Affair"が気に入ってます(^▽^)/ (もっと長生きしてほしかったですね…)
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Unknown (RW)
2018-02-13 07:18:33
大学2年生が終わり3年生が始まる1978年の春、引っ越したアパート(中野区沼袋)で新生活を始めた頃に毎日部屋のFENラジオから流れ続けていた美しいバラードがポール・デイビスの「アイゴー・クレイジー」でした。この曲は地味な雰囲気ながらFENで何度も何度も繰り返し流されており、繰り返し聴いていくとその良さ・味わいが日増しに浸み渡り大のお気に入り曲となっていました。毎日ラジオに耳を傾けながらも、すぐに消える一発屋のスマッシュヒットだろうと思っていましたが、3月にヒットチャート初登場して以来、その後半年以上もランクインし続けるという驚異的な記録を打ち立てましたね~。米国チャートの最高位は7位でしたが、3週間連続で同順位をキープ、その後もしぶとくトップ40以内に残り続け在位25週、Hot100位以内では40週間もチャートインした異例の超ロングセラーを記録は本当に驚きました。
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おしゃれなAOR (星船)
2018-02-13 20:56:21
めったさんこんばんは。
"アイ・ゴー・クレイジー"をはじめポール・デイビスの穏やかで優しい極上のポップスがチャートを上がってくるといつも応援していました。
日本ではポップスというよりは無理やりおしゃれなAORとして売ろうとしていたようでしたが本質は違うような気がしていました。
"’65 Love Affair"も良い曲でしたよね。
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超ロングセラー (星船)
2018-02-13 21:00:56
ローリングウエストさんこんばんは。
ポール・デイビスの歌を初めて聴いたのは「アイゴー・クレイジー」でしたが、私もFENではよく聴きました。超ロングセラーで長期間ヒットしていましたのでラジオでは長い期間流れていて、聴けば聞くほど良さがわかってくる、じわじわとチャートを上がってきた理由がよくわかります。
彼の優しい声が大好きでした。
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変な売られ方 (hannah)
2018-02-13 22:45:08
星船さん、こんばんは。
全く♪I Go Crazy♪は日本では変な売られ方をして、ミーハー達の知ったかぶりにされた曲でしたね。
本当にいい曲で超ロングセラーなので残念でした。
その後の♪Cool Night♪でしたが、どんな売られ方されるのだろう、と思っていましたが、やっぱりミーハー向けの売られ方でしたね。
この曲と♪65 Love Affair♪もAORの名曲です。
2008年に亡くなっていたんですね。
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良質なポップス (240)
2018-02-13 23:43:12
こんばんは。
亡くなった当時、比較的リアルタイムに訃報を知り、拙ブログでも記事にさせて頂いてました。
洋楽聴き始めの頃、「Cool Night」が流行っていましたが、記憶に残っていたのは「65 Love Affair」の方でした。間奏のドゥーワップ調のアカペラが、AORのイメージとは程遠く、でもポップスが大好きだった私には、そっちの曲の方が好みでした。でもポールって、もともとはカントリー系の方だったんですよね。
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印象的なヒット (may)
2018-02-14 00:26:07
星船さん、こんばんは。
ポール・デイビスの「I Go Crazy」とこの「Cool Night」、とても印象深い曲でした。
田舎者の私は大人っぽくてお洒落な曲だなあ~と思ったものでした♪
当時はどんな人が歌っているのかわからなかったな。亡くなっているとは以前めったさんのところで知りました、残念です・・。落ち着いた声もメロディーにぴったりで、今聞いても実に良い素敵な曲ですね。
この頃のチャートではオリビア長期政権とフォリナーの確執(?!)があったなどなど
TOP40リスナーさん達のお話はとても面白いですね!
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実力派 (星船)
2018-02-14 20:57:53
hannahさんこんばんは。
"I Go Crazy"も"Cool Night"も地味ながら彼の実力あるボーカルが聞ける素晴らしい曲でした。実力派だけども地味なボーカリストなので日本で売るにはAORを前面に出すしかなかったのでしょうか。それはそれで映画の主題歌に使われたりしてラジオなどで聞く機会が増えましたのは良かったです。
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カントリーでも (星船)
2018-02-14 21:08:58
240さんこんばんは。
"65 Love Affair"は良い曲でした。それまでの彼の曲とはちょっと違う傾向の曲だったですが、彼のボーカルの素晴らしさがよくわかる曲でしたね。
80年代中ごろ以降もMarie OsmondとのデュエットでカントリーチャートのNo.1になっていました。
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当時は違和感が (星船)
2018-02-14 21:16:32
mayさんこんばんは。
ポール・デイビスはしっとりとした優しいボーカルの極上のポップスを歌ってくれる素晴らしいボーカリストでした。
AORっぽく売られた当時は結構違和感がありましたね。本当は実力派ボーカリストでした。

当時日本でビルボードチャートを聴いていた人のほとんどはフォリナーを応援していたのではないでしょうか。
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