松村涼哉の『僕が僕をやめる日』を読んだ。
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人生に絶望して自殺しようとしていた立井。そこで高木に出会い「死ぬくらいならー僕の分身にならない?」と誘われ、高木と同居しながら高木として大学に通う生活へ。2年間は順調に過ごしていたのだが、ある日突然高木が疾走。そして殺人事件の容疑者の高木として警察の取り調べを受ける。立井は疾走した高木を探すため高木の過去を調べていくのだが・・・。
なかなかよくできたミステリーで、面白くて一気に読了。以下ネタバレなので未読の方は読まないように。
高木は自分と妹を守るため、父母やそのほかふたりを殺害していた。その中には立井の父もいるというのが驚きの真相。最後に高木は立井として警察に捕まるのだ。
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