やっと冷房を止め窓を開けて寝るようになった。松山は暖かいなあ。山中湖の十月はもう厚手の掛け布団に、朝晩は暖房もつけてた気がする。今天気を見たら、山中湖13℃。松山23℃。やっぱりなあ。
今朝は松山産のピオーネに、青森のきおうを入れたオートミール。ニックはミルク、私はヨーグルト。米国に住み始めた頃は甘い粥を食べるのが解せなかったけど、慣れてみるとこれがいい。香港や上海では中国粥に揚げパン入れて豆乳をかけて食べていた。これまた美味しい。
初孫は今日も元気らしい。母は九ヶ月目でつわりがやや戻っているが頑張っている。「戻り悪阻」、「戻り梅雨」みたいだ。
前回夏井いつき俳句YouTubeで、正人君が紹介してくれた本を借りて読み終わった。いやあおもろかった。さすが只の好青年に留まらぬ我が甥の推薦図書。続編も買って読んじゃった。ハヤブサ消防団は組長に借りた。ドラマが面白かったので原作を読みたくなるパターン。
もう一冊の『苦海浄土』は今年の春から読み始めた。山梨でお世話になった楽器制作者飯田先生がお亡くなりになった時、ご家族から、「形見分けに本棚から一冊お選び下さい。」と言われた。先生の蔵書は音楽に留まらず、哲学、宗教、歴史、言語、と膨大で、さぞかし迷うかと思ったが、目が吸いつけられるようにこの本に止まり、「これを頂きます。」と即答した。
黒田杏子先生がいつも弟子達に勧めてくださる本だから、暇が出来たら読もうくらいの気持ちで松山へ持ち帰った。杏子先生が亡くなって、先生の句集を全部読み直し、高田正子先生の労作『黒田杏子の俳句』も読み直し、さて、と言う時にまたこの本に目が吸い寄せられた。
これいつ読むの? 今でしょう!
一度読み出したら止まらなくなった。
おまけ
いまお気に入りの栞。