次女の誕生日を、先日上京した折、パレスホテルでお祝いした。一緒にカクテルを飲める年に無事育ってくれた、と感無量。健康で楽しい一年になりますように!
恒例の子育ての思い出。
長女が生まれた時は髪の毛が薄くて、抱き心地がなよなよと頼りなく、皮膚が人魚のようにぬめっと白く光っていた。一方、次女は生まれた瞬間から髪がフサフサ、私に似て骨太。自分の肌と彼女の肌の区別がつかないほど、同質のクリスピーな皮膚感であった。次女の腰が座ったぐらいの時、脇腹を上下にくすぐると、腹筋に力が入って上半身も下半身もピンと伸びるのがオモロくて、何度もやって遊んでいた。犬も全く同じようになる。次女の下半身をしっかり支えて、「ハシゴ乗り〜! ヨッ、日本いち〜!」と言いながら、文楽の人形を使うように右に左に動かして見せると、長女がめちゃくちゃ喜んだ。次女は今でも腹筋は強いと思う。
もう一つ。
長女が四歳で初めて現地の幼稚園に入った時、英語が分からなくて途方に暮れて毎日泣いていた。私は帰るに帰れず、子供達のお世話を手伝いながら、お教室に居残って見守った。次女はほったらかしにされても、隅っこで動物のおもちゃで静かに遊んでいた。一年後、次女が保育園に上がる時、先生に聞かれる事にスラスラ英語で答えるのにぶっ飛んだ。特に動物の名を、シールとか、ジラーフとか、ヒッポとか、英語で言えるのには感心した。
次女が撮ってくれた思い出の場面の私。