塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手達と各国協会の間柄

2013-09-23 01:43:27 | 日記
 日本代表選手達が海外から帰国した際に感じる、日本ならではの良さは何でしょうか?

 白米、蕎麦、うどんなど日本ならではの食べ物かもしれませんし、置き引きやスリのリスクを回避できること、公衆トイレが
清潔であるという面もあるでしょうね。

 勿論、母語である日本語で会話ができること、これが一番ストレスを回避できる要因でもあるでしょうが、他にも注目すべき
点はあります。

 それは

 「日本サッカー協会のマネージメント」

 です。

 以前藤田俊哉さんが選手会長をしていた際に、日本代表の勝利ボーナスを引き上げて欲しいと協会に要請したことがありまし
た。

 うろ覚えで恐縮ですが、藤田さんは100万円という額を提示していたように記憶していますが、これがカメルーンのように
常に紛糾している国もあります。

 ジョルジュ・ウエアがまだ現役だったころ、リベリア代表選手たちのために彼が自分の財産を提供する形で、遠征費を工面し
ていたことがあります。

 それはウエアがPSG,ミラン、チェルシーなど西欧クラブで大成功を得た第一人者であり、リベリアだけでなくアフリカ全
体の象徴でもあった為です。

 リベリアはひどい内戦の為に大抵の方が貧しく、だからこしウエアもひと肌脱いだのでしょうし、2002年ワールドカップ
にあと一歩で出場できなかったことは、ひどく残念な出来事でした。

 カメルーンの場合には、協会と選手の間で勝利ボーナスの額、支給日がまとまらないという面もあり、アフリカ諸国はこの事
例で随分悩んでいます。

 1990年、カメルーンが

 「不屈のライオン」

 と讃えられる活躍をした際、ペレは近い将来アフリカ代表のいずれかがワールドカップで優勝すると断言しましたが、今実現
していないのは、選手の力量というよりも、彼らと協会の間柄にあると考えられます。

 こうしてみますと、日本代表と協会の関係は改善要素もあるのでしょうが、おおむね良好と言える、そんな気がします。
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サッカーにおける集中力と休日の過ごし方

2013-09-23 01:33:36 | 日記
 シーズンが始まれば激務が待っている選手と監督たち。

 しかし選手からすれば日程はタイトであればあるほど、集中力はむしろ維持できるのではないでしょうか?

 リーグ戦の出場から遠ざかっている選手が代表招集を受けた際、必ず指摘される点が試合勘があるかどうかという事です。

 つまり感覚が空くことで、体と脳のバランスが崩れ本人が思いもよらない形でミスをするのではないか、そんな不安感を指摘
しているわけです。

 確かに試合に出続けているならば、ボーンヘッドの確立は減少するでしょう。

 ビッグクラブなら週末のリーグ戦と、ミッドウイークにおけるチャンピオンズ・リーグに向けて、体を休めるような時間を持
たいなま日々の練習にあけくれます。

 逆に練習に集中しているからこそ、試合の入り方に間違いはないという側面もあるはずです。

 イングランド以外の主要国、例えばドイツはウインター・ブレイクが長く、日本の選手たちもこの休暇を利用して一時帰国す
る事が多いですね。

 だからこそ休み明けの練習が難しいのです。

 体が動かない事は勿論、集中力が欠けているために怪我をしやすいですし、なまっていると選手自身も感じることが多いと思
います。

 皆さんも盆明けやお正月など、長期休暇の後はきっと

 「もっと休みがあったらよいのに」
 「今日からまた仕事か」

 と考えてしまい、意欲を取り戻す事が難しいと考えるはずです。

 僕は休み明けに体調不良を感じると

 「休み明けに具合が悪いなんて、全く俺は何をしているんだ」

 と強く思います。

 サッカーでも僕たちでも、休み明けに不調を訴えれば休暇の過ごし方そのものが問われますし、何より自分自身が切ないです
ね。

 忙しい最中疲れを感じるのは勿論ですが、だからこし意欲を維持できるように感じます。
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