塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

グラニト・ジャカ、ミズノを突然履き始める

2020-09-12 21:40:16 | 日記
 スイス代表のグラニト・ジャカはこれまでアンダーアーマーの「マグネティコ」を愛用してきました。

 オランダ代表のメンフィス・デパイと並び、アンダーアーマーの大切な契約選手と言える存在でしたが、彼は今ミズノの「モレリア・ネオ3ベータ」を履いています。

 これは専門サイト「0014のブログ」で紹介されており、鮮やかな青が特徴のモレリア・ネオ3ベータがまぶしい限りです。

 チアゴ・アルカンタラがモレリア・ネオ2を試し履きしているという話も浮上していますし、ジャカがブラックアウトの形ではありません。

 ですから、ミズノを履きたいという選手が今、欧州リーグで増加しているように思えます。

 ジャカもチアゴも、いったんアンダーアーマーとアディダスとの契約は終了していると指摘されています。

 ではなぜ両選手がモレリアを選んだのかを推測しますと

 1・モレリアならではの職人技が堪能できる
 2・モレリアの普遍的テーマである素足感覚を評価している
 3・ニットや合成皮革に飽きた

 の3点が考えられます。

 とりわけ「3」の、合成皮革やニットに飽きたというのが僕は強いと感じていまして、皆が履いている、そしてその履き心地にどこか飽きてきた。

 その反動で原点回帰となる本革(モレリア3ベータは部分的にニットを用いていますが)の履き心地が気に入っている。

 と想像しています。

 今、これだけ配信で音楽を聴くファンがおおい中、レコードが売上を伸ばしているのも、その音色が心地よいためと聞きます。

 モレリアの履き心地は、最先端素材では感じることが出来ず、素足感覚を手作業で生み出していることが、選手の琴線に触れているようですよ。
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プーマ、ネイマールとの正式契約を発表

2020-09-12 21:25:49 | 日記
 ペレ、クライフ、エウゼビオ、マラドーナにマテウス。

 日本代表ですと三浦知良、長谷場誠、そして堂安律。

 プーマはこれまで多くの名手たちをサポートしてきましたが、ここに

 「ブラジル代表 ネイマール・ジュニア」

 の名が加わることになりました。

 今日、プーマがネイマールと正式契約に至ったことを伝え、ネイマールも自身でプーマの靴に囲まれた写真を投稿しています。

 ナイキとは13歳から15年に渡って続いた間柄でしたが、別れるときは案外ドライなものなのですね。

 2011年 サントスでコパ・リベルタドーレス優勝
 2013年 バルセロナに移籍
 2016年 リオ五輪で金メダル
 2017年 パリ・サンジェルマンに移籍

 というネイマールが体験してきた大きな出来事の最中でも、ナイキは常に寄り添っていたわけですが、今後はプーマがとってかわります。

 ちなみにパリ・サンジェルマンはナイキがスポンサーですが、その点はどうなんでしょうね。

 「コーヘイズ・ブログ」によれば

 恐らくネイマールはキングを愛用するのではないか
 キングの広告塔であったロメロ・ルカクが、現在アディダスを試し履きしているため

 という考察が出ています。

 「キング」は当然ペレを連想させ、祖国の英雄のようにネイマールも万人から多くの敬愛を受ける選手になってほしい。そうプーマが考えているのでしょうか。

 ブラジル代表の背番号10の意思を現在の10番が引き継ぐ、というのも当然の流れではあります。

 ちなみにネイマールはこれまで、ナイキの限定シューズを相当数所有していましたが、全て処分してしまうのでしょうか。

 オークションに出して売上金をチャリティに回したらどうでしょうか、などと下世話な考えが浮かんだ、貧乏性の僕です。

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特集記事を決断する勇気

2020-09-12 21:00:21 | 日記
 ナンバーが藤井聡太を表紙に起用し、初めて組んだ「将棋」特集。

 これが大好評で20万部越えの売上と聞きました。

 この企画を生んだ編集部員も凄いと思いますが、この企画にゴーサインを出した編集長の決断も凄いですよね。

 将棋はそもそもナンバーで扱う企画として最適なのか
 そもそもナンバーの購買層は、将棋に関心があるのか
 将棋はそもそも「スポーツ」なのか

 疑問点は多数あったと思いますが、やってみようと心意気は、ナイキの「ジャスト・ドウ・イッツ」に通じるものがあります。

 そのナンバー、僕が所持している一番古い号は
 
 本誌 313号 「世界へ」
 別冊 イタリア・ワールドカップの21人

 になります。

 前者はプーマが手掛けたジャージ、背番号1を纏うラモス瑠偉を表紙に、彼とジーコの退団、グランパスエイトに移籍するリネカーのインタビュー。

 ちょうど1993年のことです。

 後者はマラドーナが表紙であり、足元にはプーマが輝きます。

 スキラッチ、マテウス、バッジョ、ストイコビッチにリネカーと参加国のスター選手たちの表情が読み取れます。

 オマンビイク カメルーン代表
 カニーヒア アルゼンチン代表

 の名が世界的に伝播した大会でもありましたね。

 このころ、サッカーはまだナンバーでも「異物」であり、野球、大相撲、ラグビーやF1の方が人気特集だったに違いありません。

 サッカーを企画することは、将棋を企画するような決断だったのではないでしょうか。

 ちなみにこのころは雑誌広告も盛んであり、缶コーヒーや車、ビールなどが俳優と共に頻繁に登場します。

 新ジャンルや発泡酒が存在せず、当然スターバックスやサードウエーブ・コーヒーという概念もありませんでした。

 でも僕たちはバブルが終了しても、何とか生きていた。

 それが1993年当時のナンバーから読み取れます。
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日本代表、オランダ遠征が決まる

2020-09-12 14:01:18 | 日記
 日本代表が10月にオランダでコートジボワール代表、カメルーン代表と戦うことが決定しました。

 あくまで昨季の活躍に限ってしまいますが、僕はポルトの中島、ビーレフェールトの堂安は招集対象外で良いと思います。

 仮に両選手を招集しても、森保さんの起用にファンが不信感を募らせるだけになると想像できるためです。

 恐らく万人が納得できるのは

 フランクフルトの鎌田大地
 ビジャレアルの久保建英
 ウエスカの岡崎慎司

 の3選手だけではないでしょうか。

 僕個人は衛星テレビが視聴できないため、ポルトガルやベルギー、スコットランドの試合結果はインターネットと専門誌しかないのですね。

 ですからシュミット・ダニエルや伊東純也、権田修一などがどの程度の活躍ぶりかが把握できていないので、上記の3選手を招集すべきと判断しました。

 特に岡ちゃんは地力でウエスカを1部に押し上げ、見事にリーガで戦うことを実現させましたしね。

 森保さんはA代表を4-2-3-1の布陣を用いていますが、僕は4-3-3を導入してはどうかとも思っています。

 中盤は逆三角形を用いて底に例えばジュビロの田中碧、その前にレイソルの江坂、フロンターレの大島を起用します。

 両翼は右に久保、左に鎌田、1トップに岡崎、と言う形ですが、リバプールでいよいよ覚醒し始めた南野、オーストリア・リーグ2年目でエスパルス時代の面影が戻ってきた北川。

 両選手もあり得ると思うのですね。

 底は遠藤航でも良いと思いますし、欧州リーグの選手たちは現在の体調と、2019-20シーズンの成績でまずは判断してはどうでしょうか。
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ガスペリーニのインテル時代を振り返る

2020-09-12 13:45:24 | 日記
 アタランタ躍進の立役者であるジャンピエロ・ガスペリーニ。

 彼が2011-12シーズン、わずか4試合でインテルを去った事実は、イタリア国内でも既に忘れ去られているのでしょう。

 インテルはそれまでマンチーニ、モウリーニョ、ベニテス、レオナルドといずれもバック4の陣形を採用してきました。

 つまり選手の特性も補強内容も、ガスペリーニが意図するものではなく、インテルが招聘し、ガスペリーニが受諾したこと。

 この判断(両者ですよ)が明らかにミステイクでした。

 特に話題になったのが

 1・トップ下でこそ真価を発揮する、オランダ代表スネイデルをどこで起用するのか
 2・3-4-3の中盤センターで、彼はどう振る舞うべきか
 3・潔く、スネイデルを売却したらどうか

 という、背番号10の立ち位置でした。

 副主将として大きな影響を持っていたのが、アルゼンチン代表のカンビアッソでした。

 彼が試合中、ベンチに向かって、指を4本挙げて示したことがあったんです。

 識者はカンビアッソにジェスチャーを

 「俺たちはバック4で戦うという意識を示した」
 「カンビアッソの影響力が強い」

 と語り、実際ガスペリーニの3-4-3はインテルでは全く役に立ちませんでした。

 その後、ワルテル・マッツアーリやストラマッチョーニのように、3-4-1-2、3-5-1-1などバック3の陣形を取り入れる指揮官がインテルに就任します。

 ただ、ガスペリーニ自体はアタランタやジェノアのように

 選手の権限が多いクラブではなく、選手と語り合えるクラブ

 の方が性分としてあっている、と言う点は間違いないはずです。

 彼の躍進を、インテル首脳陣は問う考えているのでしょうか。
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