塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思う後任人事の難しさ

2020-09-26 21:13:05 | 日記
 第2シリーズも初回から話題沸騰だった「半沢直樹」が、遂に明日最終話を迎えます。

 放送局のTBSは半沢直樹終了後に東野圭吾氏の作品を用いた「危険なヴィーナス」というドラマを放送します。

 ただ出演者や現場監督からすれば

 「半沢直樹の後釜は嫌だなあ」
 「今季のTBSは、他にも人気作品あったからね」

 と暗い気持ちで撮影をしているのでしょうかね。

 僕が出演者ならば、まいったなあと思っているに違いないので。

 2014年 マンチェスター・ユナイテッドとデイビッド・モイーズ
 2011年 インテルとラファ・ベニテス
 2018年 アーセナルとウナイ・エメリ

 リーグを代表する名指揮官の後任人事として、3冠を獲得した後に就任したという事実を踏まえると、居心地はさぞかしよくなかったと思います。

 エメリは戦術が猫の目のように変化しすぎと批判される
 ベニテスはモウリーニョのような強烈な個性に賭けると批判される
 モイーズはライアン・ギグスという、クラブの重鎮にそっぽを向かれる

 というように、在籍時から思うように強化が進みませんでした。

 それだけ、優勝、長期政権を引き継ぐというのは、ある意味無理難題で山積みとなっていたのでしょう。

 それはユニクロの柳井氏が後継問題で悩んでいると報道されている点と、同じ気がします。
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サッカーにおける好敵手

2020-09-26 20:53:03 | 日記
 リーガ・エスパニョーラが開幕しました。

 レオ・メッシは友人であり、頼れる味方であったスアレスがアトレティコ・マドリードの一員になる事に憤慨しています。
 
 またアトレティコは同じウルグアイ代表FWのカバーニの獲得を諦めておらず、前線に更なる厚みを加える予定です。

 さてリーガと言えば、やはりバルサとレアルになります。

 レアルのファンはスケジュールが確定すると、当然クラシコの日程を確認を真っ先に行うはずですし、それはバルサファンも同様ですね。

 一方で彼らは

 バルセロナのファンは対エスパニョールール
 レアルのファンは対アトレティコ

 の一戦、つまりダービーの日程も考慮するはずです。

 好敵手という言い方が適切かはわかりませんが、エル・クラシコが生命をかけるくらいの一戦であるならば、ダービーは好敵手との一戦、言い換えれば

 「絶対に負けたくない戦い」

 という形でしょうか。

 長野パルセイロがダービーで戦う相手は松本山雅になります。

 これはレアルでいえばバルセロナと同様の意味合いになるのですが、実は町田ゼルビアとの一戦を楽しみにしているファンも多いのです。

 実はこの気持ち、ゼルビア・ファンの皆さんも同様で、

 「またUスタジアムにお邪魔したいです」
 「早くJ2に昇格してください」

 と励まして頂くことすらあります。

 つまり、戦いが実現すれは負けられない一戦になることは確かですが、その間にはお互いに敬意を払い、ファンも好敵手として認める土壌があるんですよね。

 町田ゼルビアがサイバー・エージェントの資本提供を受け、クラブ名が変更になるのではと示唆された際も、パルセイロのファンはゼルビアのファンを応援していたはずです。
 
 このようなお互いを尊重し、戦いは別物であるという考え方が浸透すれば、スタジアムに緩衝地帯を設けなくて済むように感じるのです。
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何しろ僕には知り合いがいないものでして

2020-09-26 20:40:27 | 日記
 1990年代は映像録画をビデオテープで行っていました。

 勿論セルビデオもレンタル、販売問わず活況でして、僕は山梨学院大学在籍時、このビデオデッキとテレビが一体化した電化製品

 「テレビデオ」

 を地元で購入し、アパートで利用していました。

 あのジョホールバルの歓喜もこのテレビデオで視聴していたのですが、友人のいない僕に珍しく電話が試合終了後にかかってきたんですよ。

 電話主は父であり、甲府で我が息子がサッカーにくぎ付けであろうと予想し、喜びを分かち合えたらと考えたのでしょう、連絡をくれたんですね。

 僕には弟がいますが、彼は今も当時もサッカーに関心はありません。

 それでも父と替わって一緒に喜んだことを覚えています。

 僕は自分でも食材選びや健康に気を使っていますが、それは僕が将来一人でくらすことを念頭においているためで、老化の進行を遅らせるためです。

 ただどこかで胸の片隅で

 「長生きしていれば、日本代表がワールドカップで優勝する瞬間に恵まれるだろうか」
 「でもジョホールバルの時のように、誰かと喜びを分かち合うこともないがな」
 「長野パルセイロがチャンピオンズ・リーグで優勝してから死にたいな」

 とサッカーに関する気持ちが、次々と浮かぶのです。

 以前にも記したように、サッカーは世界中で本当に親しまれている競技なのかと心配になるくらい、僕の周囲で代表とJリーグに関心を抱く人間がいません。

 もしドイツやイタリア、ブラジルに留学したならば、僕も

 「ああ、サッカーが好きでよかったなあ」
 「代表がワールドカップ出場経験があって嬉しいな」

 と感じたに違いありません。

 むしろサッカー好きが日本に留学して、サッカーの話ができないと寂しい気持ちを抱いているならば、それはやはりもったいないと感じます。

 ただ、長生きしたいようなしたくないような、不思議な気分でもあるのですが。
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