塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

現実と向こう側を行き来すること

2020-09-24 19:57:45 | 日記
 親戚のお姉さんが子育てをしていたころの話です。

 息子が大好きなテレビ番組の「カクレンジャー」

 その実演ショーご近所で披露されるということもあり、出かけたという話をかつて耳にしました。

 3、4歳の男の子が、テレビ画面という架空の物語をどう感じているかはわかりませんが、僕なんか小学生時代、ウルトラマンの再放送が大好きでしたからね。

 でもさすがに、その年齢になれば

 ウルトラマンは実在しない
 これはあくまでテレビの物語

 という点は認識していましたよ。

 まだ未就学の世代を連れて行くと、おもちゃやテレビマガジンのような雑誌をねだられたり、出費もかさむはずです。

 でも、彼にとってはテレビという「向こう側の世界」が、目の前にあるということの方が大事だったわけですよね。

 サッカーも同様と言えます。

 いつの時代でも生観戦が大事なのは、テレビの向こう側にいる選手たちが、僕たちと同じように汗をかき、呼吸をしていることがわかるためでしょう。

 こちら側に選手がいる
 その息遣いを確認する場所

 それがスタジアムなのでしょう。

 子供たちにとって、選手が実在するということがわかる、それだけでも大きな刺激に違いありません。

 僕個人はいつも「ひとりぼっち」での観戦ですが、子供連れの観客からすれば、サッカーもヒーロー所も、あちらとこちらを自由に行き来する。

 という意味で貴重な体験の場所だと推測できます。

 そう考えますと、Jリーグが競っているのは野球と卓球、バスケットという他のプロリーグと大相撲という伝統だけでなく、ヒーローショーも同様。

 という意味合いになります。

 僕には今のところ、サッカーは重要ですがヒーローショーが身近になることは、半永久的に存在しないも同様なのですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GKに見られる特異性を思う

2020-09-24 17:34:58 | 日記
 GKというポジションはやはり面白いですよね。

 ウールシュポルトのように、GKのためだけに製品開発をしている企業がある一方で、フィールド・プレイヤーと同様の企業を選ぶ選手がいるためです。

 「コーヘイズ・ブログ」

 で既に指摘されていますが、ブラジル代表GKエデルソンが、これまでナイキを愛用していたにも課関わらず、アディダスに鞍替えしているとあります。

 (スパイクもキーパーグラムのいずれもです)

 今、改めてウールシュポルトの公式ホームページを閲覧したのですが、GK専用スパイクは2足、いずれもセール品でした。

 従って、プロ仕様と言う観点からすれば、物足りないのでしょうか。

 ただ、さすがにシンガードやキーパーグラブの商品構成は充実しており、なるほど、ワルテル・ゼンガはディノ・ゾフが現役のころから支援してきた自負が感じられます。

 ちなみにポルティモンセに在籍している権田修一は、キーパーグラブをウールシュポルト、スパイクをミズノと別の形で契約しています。

 GKにはこのような用具を別契約できる柔軟性があるのですね。

 野球と同じ発想が垣間見えます。

 野球ではグラブとスパイクが別企業でも何ら問題ありませんし、イチローさんはかつて、スパイクはシックスでバットはミズノと言う形でしたよね。

 ウールシュポルトはグラブの特徴を、数値化して明確な形で訴えています。

 こうしたGKならではの特徴を緻密に伝える、これもまたウールシュポルトの特徴と言えそうです。

 ちなみにGKと言えば

 ロジェリオ・セニ ホセ・チラベルというFKの名手
 ジャンルイジ・ブフォンという生きる伝説
 ホルヘ・パンポスはジャージを自身でデザイン
 マヌエル・ノイアーに代表されるリベロGK

 など、時代性を如実に表現した存在が、サッカーの発展に寄与してきましたね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカーと野球における個人賞の行方

2020-09-24 17:10:56 | 日記
 シカゴカブスに在籍するダルビッシュ有が、日本人投手として初めて「サイ・ヤング」賞に選出されるかもしれません。

 過去、野手ではイチロー、投手では野茂英雄が新人王に輝き、2009年のワールドシリーズでは、松井秀喜がMVPに輝く活躍を見せました。

 イチローがオールスターに選出されることも珍しくはなく、日本人選手がヴェネズエラやコロンビアなどの中米諸国と共に、

 「大リーグにとって有益となる選手供給先」

 になっていることは間違いありません。

 しかし、大リーグの投手最大の名誉であり、栄誉であるサイ・ヤング賞に輝いた選手はまだおらず、カブス・ファンとファイターズ・ファンのいずれも

 「次回の今季来週登板」

 を祈るような形で見るでしょうね。

 日本サッカーも過去、中村俊輔が2007年にスコットランドでMVPに輝いたことがあります。

 長谷部誠がブンデスリーガで200試合に出場し、中田英寿は2001シーズン、ローマでスクデットを得ています。

 しかし、さすがに得点王という形での栄誉はありません。

(僕が勝手にサイ・ヤング賞と比較するなら得点王ではなかろうかと考えたにすぎませんが)

 どんなマイナーリーグでも、MVPや得点王という個人タイトルを得ることは、本当に難しいものです。

 だからこそ過去、J1でMVPに輝いた外国籍選手、ロブソン・ポンテやピクシーがどれだけ馴染むことに神経を使ったかを考えてみる必要があるでしょう。

 ダルビッシュ有がもしサイ・ヤング賞に輝いたならば、本当に素晴らしいことです。

 コロナの影響で極端な変則日程で行われている大リーグですが、個人賞の栄誉に「注」と付ける必要はないでしょう。

 むしろ通常のシーズンよりも、調整が難しい側面があったはずですからね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スポンサーシップとは何でしょうか

2020-09-24 16:57:38 | 日記
 プーマは年間31億円という破格値で、ネイマールを「王様」として迎え入れました。

 その新しき王は、マルセイユとのクラシコで「シネーゼ」という、ポルトガル語でアジア人全体を指す単語で、酒井宏樹を罵ったとされています。

 実はこの言葉は正式な言葉でもあれば、隠語として侮蔑的な意味合いもあるのですよね。

 僕らが白人に対して

 「パッキン」
 「金髪野郎」

 と呼ぶのと同じ類の言葉なのでしょう、だからこそプーマ陣営は王の振る舞いに落胆し、戦々恐々していると囁かれています。

 日本市場と中国市場で、ネイマールが冷めた視線で見られていると感じているためです。

 僕は今、ジレットのカミソリを使い終え、明日から「シック」に変更する予定です。

 これは単純に僕自身の気分的なもので、ジレット、シックいずれも性能に不備があるわけではありません。

 ただ、そのジレットは東京五輪の公式スポンサーである「プロクター・&・ギャンブル」が販売権を持ち、エンドーサーがラブホテルでいちゃつく。

 と予想だにしない事態に陥ってしまいました。

 その人物は自分が過ちを犯したことを認め、謝罪したそうですが世の女性たちは相当の憤りを感じています。

 本日発売の週刊新潮が報じているこの記事、僕も呼びましたが、なるほど瀬戸大也氏は味の素のCMで妻と共演していましたね。

 その点も、怒りの沸点の大きな理由となるのでしょう。

 スポンサーシップの難しさを改めて痛感します。

 今頃、ナイキは笑いが止まらないのかもしれませんがね。

 ちなみにプーマ契約選手であるルイス・スアレスは、アルバロ・モラタと入れ替わる(ユヴェントスへ移籍)形でアトレティコに入れ替わります。

 ナイキからすればサポートするクラブへの移籍になりますが、豪快なシュートをプーマのスパイクからバルセロナ戦で繰り出すことは勘弁してほしいと考えているかもしれませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする