塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

チリ代表ビダル、インテルに移籍

2020-09-25 21:15:35 | 日記
 インテルはバルセロナからチリ代表のビダルを獲得しました。

 バルセロナがクーマン新体制の中で、自身の根幹と言える

 「マイボールを大切にし、パスを連動させてゴールを奪いに行く展開」

 を目標とするならば、フィジカル・コンタクトが持ち味と言えるビダルは、クーマン体制の構想に入っていなかったのでしょう。

 よくケヴィン・プリンス・ポアテングの獲得の意図が分からないと指摘されたように、バルセロナには独特の考えがあり、新加入選手が溶けこむのは容易ではありません。

 逆にアントニオ・コンテにおけるビダルの獲得は、自分を追い込む要素もあるのではないでしょうか。

 冬の移籍市場でチェルシー時代に高い評価を与えたヴィクター・モーゼスを招き入れたように、自身の戦術を知る選手を加入させること。

 これは仮に選手の調子が上がらなければ、すぐに指揮官の進退に関わります。

 かつて指揮を与えた選手が複数いて、どうして戦術が浸透しないのか
 子飼いの選手に甘いのではないか

 コンテがそのような甘い考えの持ち主でないことは、イタリア中が認知していますが、教え子が多ければ多いほど、成績不振に陥った際の

 「カウンターパンチ」

 は強烈と言えます。

 インテルの3-5-2は、コンテ好みのソリッドな形で仕上がっています。

 アンドレア・ピルロの下で新シーズンを戦う、ユヴェントスの迎撃態勢に入ったことは間違いないですね。
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他人と重なりたくない心理を思う

2020-09-25 20:59:21 | 日記
 服装の世界では他人とコーディネイトが重なることを「被る」と表現し、マイナスの印象が強いものです。

 逆に服装が同じ、もしくは近い方がいると、着こなしと商品の選び方が間違っていなかったと安心する方もいるのでしょう。

 僕の学生時代からスニーカーは人気があり、ナイキ、アディダス、コンバース、プーマ、ニューバランスなど今でも人気ブランドは当時から支持を集めていました。

 近年日本市場の再上陸を果たしたエトニックやカンガルースも、僕の学生時代には既に販売されていました。

 また今では人気銘柄となったサッカニーも、当時はまだ通好みだったと思います。

 人と人気ブランドを共有したくない
 でも、マイナーなブランドを購入すると「それ、何?」と聞かれそうで、それも嫌だ

 人間の心理は難しいものです。

 ニューバランスが傘下に収めたPFフライヤーズは既に販売休止ですし、フィラのようにかつての輝きを取り戻すブランドもあります。

 ポニーやエアー・ウオークのように、通好みのブランドはまだありますしね。

 フットサルシューズやスパイクも同様ではないでしょうか。

 アスレタやスボルメ、ガビックなど部活動ではお目にかかれないブランドはありますが、それはあくまで流通量と店舗で取り扱いがあるかどうか。

 この点で大手と比べたら勝てませんよ。
 
 コンケーブやロットなど、日本展開を本格的に始動したブランドを、先物買いのように履くこともできますし、モレリアのようなベストセラーを購入しても良いわけです。

 そこには他人の視線や自分の見栄もあるのでしょうが、履き心地や自分の価値観をまずは大切にすると良さそうですよね。

 
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遠藤航、リベロに挑戦か

2020-09-25 20:41:05 | 日記
 やはりドイツはリベロの国としての矜持を保っているのでしょうか。

 日本代表の遠藤航は現在、ブンデスリーガのシュッツトガルトに在籍していますが、2節のマインツ戦において、遠藤はリベロで起用される見通しのようです。

 この談話はシュッツトガルトのマタラッツウオ監督の談話と共に、専門サイト「ゴール・コム」に掲載されているものです。

 長谷部誠がフランクフルトでやはり3-5-2のリベロとして素晴らしい活躍を見せていますよね。

 ベッケンバウアー
 ロタール・マテウス
 マティアス・ザマー
 オラフ・トーン

 偉大なるリベロを生んできたドイツにおいて、日本代表経験者がその要職に就く、この点は凄いことだと改めて実感します。

 オラフ・トーンは個人としての栄誉がありませんが、他の3選手はバロンドールに輝いており、ワールドカップと欧州選手権でも優勝経験を持ちます。

 リベロはバック4のライン・ディフェンスと共に廃れ、バック3が今でも主流のイタリアでも見られる布陣ではありません。

 アタランタの3-4-3は最近特に知られていますが、ラインは完全にマン・マークですからね。

 洋服にも流行があるように、リベロも再度脚光を浴びる可能性はあるでしょう。

 ラインの背後を簡単にとられたくないのはどの指揮官も同じですし、リベロがいればラインの強化だけでなく、攻撃にも厚みが加わりますから。
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