塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

守備の選手にお金を使うこと

2020-09-19 20:57:09 | 日記
 NFLドラフトにおける上位指名は、チームがどのポジションを補強するかが鍵を握ります。

 一方でQB、WR、RBなど花形のポジションはどの年も花形選手が目白押しであり、守備ですとC(センター)やT(タックル)の人気が高いと言えます。

 逆にどんなに秀でた技術、人間的に素晴らしい人格を持っていても、出番が限られるポジションの選手たちは、必然的に下位指名になります。

 パンターやキッカー、パンとリターナーがそうで、もし彼らが1位で指名されたならば、GMを筆頭に首脳陣は大きな批判に晒されると思います。

 サッカーもそうですよね。

 優れたGKよりも優れたストライカー
 優れたCBよりの、優れたウイング

 というように、どうしても攻撃の選手をまず獲得しがちです。

 GKならばジャンルイジ・ブフォン
 CBならばカルレル・プジョル

 彼らが守備構築を高め、素晴らしい防波堤を築くことができたならば、嵩にかかって攻撃するよりも、遥かに勝ち点3が近づきます。

 ただ「理屈」ではわかっていても、実際動くことは難しいですよね。

 しかし、ユヴェントス首脳陣ならばこう思うでしょう。

 パルマに払った60億円近い金額は、はした金だったな
 ブフォンは今でも世界最高峰のGKだよ

 マヌエル・ノイアー獲得の際、シャルケにバイエルンが支払った金額は28億円と記憶していますが、シャルケはどうしてこんな簡単に譲渡したのでしょうか。

 混沌とするバルセロナの中で、テア・シュティーゲンだけは間違いなく先発の座が安泰です。

 つまち、攻撃はある意味で水物ですが、堅牢な守備はまさに完成形として素晴らしい存在であり、それは全盛期のミラン、バレージとマルディーニ、コスタクルタを見ればわかりますね。

 

 
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ビッグクラブでさえ、井の中の蛙になってしまいました

2020-09-19 20:17:49 | 日記
 ティモ・ベルナーとカイ・ハベルツ。

 前線に二人のドイツ代表を獲得し、補強に余念のないチェルシー。

 昨シーズンはイングランド代表にも選出されたティモシ―・エイブラハムが素晴らしい活躍を見せましたね。

 同時にウイリアンをアーセナルに譲渡するなど、戦力均衡にも余念がない中で、アヤックスから移籍したハキム・ジイェフにも注目が集まります。

 ここで注目したいのはハキム・ジイェフとアヤックスです。

 オランダではアヤックス
 ポルトガルではベンフィカとスポルティング
 クロアチアではディナモ・ザグレブ

 というように、各国のビッグクラブはすでに「井の中の蛙」ような形であり、メガクラブに絶えず主力を売却し、新しい投資をせねばなりません。

 つまり、アヤックスがチェルシーの立場ならば、ハキムは残留したかもしれませんが、彼を売却することで、アヤックスは新しいサイクルが始まります。

 彼らはユヴェントスにデ・リフト、バルセロナにデ・ヨングを売却し、大きな軍資金は得ました。

 しかし、こう度々主力を手放すことになると

 落ち着いて土台を築けない
 すぐに新しい戦術を落とし込む必要がある

 という目の前の課題に着手ねせばなりません。

 ですから鹿島アントラーズがアヤックス、スポルティングと同様の課題に直面していることも当然かもしれません。

 国内最高の名門も、世界からみるとまだまだである
 しかし、その育成力や戦績には一定の敬意が支払われている

 という側面を考えますと、やはりどれだけの違約金を得ることができるか、その資金をどう使うかが今後の焦点になると感じます。

 6連勝とザーゴ監督の思い描く形が出来てきたアントラーズ。

 根底にはジーコと鈴木強化部長がいることが大きいですね。
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世間の印象を覆すこと

2020-09-19 20:00:56 | 日記
 日産自動車が手掛ける最新鋭の電気自動車「アリア」

 そのテレビ・コマーシャルに起用されているのはキムタクさんです。

 この起用に車ファンだけでなく多くの方が

 「キムタクは、トヨタ・カローラの印象が強いんだよなあ」
 「よく、トヨタの顔だった人物を指名する気になったな」

 と考えたようですね。

 なるほど、確かにご指摘の通り、キムタクさんはトヨタの印象が強い人物と言えます。

 日産からすれば、ハイブリットや小型車で圧倒的に先を走るトヨタのお株を、このアリアで奪ってみせるという意気込みを現したのかしれませんね。

 ホンダもインサイトでプリウスに対抗しましたし、フィットはヤリスに市場を独占されないように改良したのでしょう。
 
 ただ、そのトヨタよりも既にテスラの方が時価総額を上回っているという指標もあるくらいですから、今後も市場争いは更に激化するはずです。

 ナイキのネイマールからプーマのネイマールへ

 プーマ陣営はまだナイキの印象が強い、このブラジル代表の印象をどんどん覆してゆく方法を取り入れてゆくでしょう。

 メッシがナイキからアディダスに契約変更した際は、まだ彼が発展途上の選手であり、完成度ではロナウジーニョの陰に隠れていました。

 ですからアディダスは焦る必要が無かったのでしょう。

 当時はまだデル・ピエロやベッカムが現役でしたし、カカも健在でしたから契約選手にアディダスは恵まれていましたよね。

 そのプーマに、フランス代表のヴァランが加わるようですし、プーマは今後ネイマールを軸に様々な広告を打ち出してゆくに違いありません。

 そしてアディダスは久保建英の未来をアシストする準備を始めているように思えます。
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