塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーとお金のエトセトラ

2020-09-18 21:08:24 | 日記
 エトセトラその1

 ラウイオと契約するマクロンが、今季のジャージを公表しました。

 ただ胸スポンサーの表記がありません。

 現在ナイキと契約する宿敵ローマも、胸スポンサー探しが難航した時期があったと思いますが、首都ローマのクラブは現在対照的ですよね。

 オーナーシップが変更となり、フォンセカ監督も戸惑っているであろうローマの現状
 ターレSDとインザーギ監督の手腕が好成績をもたらしているラツイオ

 ラツイオはチャンピオンズ・リーグに出場しますから、胸スポンサーには大きな魅力と思えるのですが。

 エトセトラその2

 キケ・セティエン氏が5億円の支払いをバルセロナに求めています。

 氏の要望によって仮にバルセロナが5億円を支払うようになると、クーマン新監督への報酬を含めて、監督への金銭面だけで大きなマイナス印象を与えてしまいます。

 スアレスがユヴェントス移籍と言われる一方、電話時間わずか一分で彼に戦力外通告をもたらした新監督は、彼を戦力とみなすようになるなど、現状は混沌としています。

 メンフィス・デパイは同じように混沌とするユナイテッドから、現在のリヨンに移籍しました。

 その際も指揮官は同胞のファン・ハールでしたが、今回はどうなることでしょうか。

 エトセトラその3

 ブラウブリッツ秋田が、2014年から観客動員を水増ししていたことが発覚し、リーグから400万円の罰金を通達されました。

 同時に社長は報酬の3分の1、専務が4分の1、常務が5分の1、返還すると決定したそうですが、ファンと選手は今どのような心情でしょうか。

 秋田は現在、無敗でJ3の首位と素晴らしい戦績のために、明暗がより鮮明になっている点が皮肉ですかね。
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レナウンの事業解体から思うこと

2020-09-18 17:45:48 | 日記
 日本を代表する繊維、アパレル企業であったレナウン。

 しかし解体することが決定し、肌着はアツギ、ダーバンやアクアスキュータムは小泉に譲渡されることが決定しています。
 
 (9月16日配信 日刊ゲンダイデジタルを参照)

 ダーバンは男女問わず、多くのブランドを企画、生産していたために、より多くの資本が必要だったと思われます。

 そこで考えたのが「デサント」でした。

 デサントはミズノやアシックス、ゴールドウインと並ぶ日本のスポーツ企業として発展してきました。

 サッカーならばアンブロとル・コック
 アウトドアならばマーモット
 水泳ならばアリーナ

 というように、多くのブランドのライセンス事業を手掛け、他にもエアロビクスのアヴィアや、コゴルフのマンシングウエアも取り扱っています。

 (デサント公式ホームページを参照)

 デサントはコンプレッション肌着を手掛けるオーストラリアの「スキンズ」の販売窓口でしたが、2019年に取り扱いを終了しています。

 ル・コックのサッカー部門もそうですが、将来的に不採算になる可能性や、国内人口の減少など首脳陣は様々な観点で商いをしているように思います。

 つまり、デサントがレナウンのように窮地に追い込まれると

 契約選手が用具を受け取れなくなる
 多くのスポーツ・ブランドのライセンスが、他企業に譲渡するまでの手続きが煩雑となる

 など、多くの弊害が生じてしまうに違いありません。

 「ナイキ・ジャパン」「プーマ・ジャパン」のように、法人で本社と日本支社が密にある関係と、ライセンス契約の違いも、大きな要因になるでしょう。

 デサントが過去、アディダスの版権を持っていたことは有名ですが、アディダス・ジャパンからすれば、法人化したことを今、凄く価値ある出来事だった。

 と感じてるのではないでしょうか。
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今でいう推しメンの先駆者と言えば

2020-09-18 17:17:29 | 日記
 漫画家でテレビ解説者のカトリーヌあやこ。

 彼女、実は大のサッカー好きで韓日ワールドカップのころから、各国代表のかっこよすぎる選手を評論、解説していましたよね。

 カトリーヌさんは今はもう刊行されていない「カルチョ2002」にも、かっこよすぎる選手の談話を掲載するコラムをもっていたほどで、今でいう

 「推しメン」

 の先陣を走っていた恰好の、ある意味凄い方です。

 今ハリウッドを代表する俳優、ジョニー・デップとブラッド・ピットが離婚訴訟を抱えていて、映画好きではない僕にも、勝手に情報が届く形です。

 過去、サンプドリアに在籍していたイタリア代表のベッタリーニ、と言う選手がいます。
 
 ファンからは超絶美形と讃えられる外見の持ち主で、日本でもある層にはよく知られた存在でした。

 妻もテレビに出演するほどの美形で、その仲睦まじさが評判だったのですが、これはあくまで

 「両者の体裁のため」
 「実際は価値観があわない」

 ということで、この俳優たちのような最悪な形で物語は進んでいった記憶があります。

 小柳ルミ子のように、メッシにとことんほれ込み、解説本を出版し、常に脳裏にはサッカーが焼き付いている方もいれば、カトリーヌさんのように

 「素敵は選手を常に探す」

 というのも、見方のひとつでしょう。

 よく宇佐美蘭さんがテレビ出演するのも、サッカー選手の美人すぎる妻という形容詞がテレビ局にとって必要なのでしょうが、女性からすると

 「私達がイケメンから好きになったことを、あななたちにとやかく言われたくないのよね!!」

 という心情ではないでしょうか。
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リール、その商売上手な視点から

2020-09-18 11:40:09 | 日記
 商売上手のクラブと言えば

 イタリアならばアタランタ
 スペインならばセビージャ
 ポルトガルならばポルトとベンフィカ

 の名が連想されますね。

 しかし、過去2季を振り返ると、そこにリーグ1のリールが加わると思います。

 ナポリがセネガル代表のクリパリの売却時期を見誤ったように、コロナウイルスや無観客試合の影響で、各クラブが選手への値付けをどうすべきかで悩んでいます。

 つまり強気で交渉に出ても、欲しいクラブは収入減のため、すぐに撤退してしまうためです。

 チェルシーがカイ・ハベルツやティモ・ベルナーの獲得が可能だったのは、過去に補強禁止処分が与えられ、その際の余剰金が今夏使用できたためですよね。

 従ってリールの場合
 
 2019ー20シーズン コートジボワール代表のニコラ・ペペをアーセナルに売却
 2020-21シーズン ナイジェリア代表のビクター・オシメーンをナポリに売却

 この二人の売却で恐らく180億円は得たのではないしょうか。

 イタリアではスパルやサッスオーロ
 スペインではビジャレアル

 のように、彼らに続くクラブが登場しています。

 サッスオーロは残留し続けた結果、カッパというイタリアの土着ブランドから、今季よりプーマというよりグローバルブランドが契約先になります。

 残留し続けることは、それだけ収入が格安され、新しいスポンサーが舞い込む手段でもあるのですね。

 古くは2012-13シーズン、エディン・アザルをチェルシーに売却した過去も持ちます。
 
 お金は欲しいが強欲では意味がない
 選手を売れば、買う必要もある

 会長はこの点を常に考えねばなりません。

 少なくともリール、アタランタ、セビージャが降格するとは思えませんが、それは地道に財政基盤を整えてきたことの証拠でもあるのでしょう。
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長谷川唯のインタビューを閲覧して

2020-09-18 11:22:21 | 日記
 今「WEB版サッカーキング」を閲覧し、長谷川唯のインタビューを確認しました。

 僕も気づきませんでしたが、ベレーザは過去2季連続で3冠を達成しているクラブなのですね。

 バイエルン・ミュンヘンがハンス・フリック政権誕生後、一気に成績を急上昇させ、2013シーズン以来となる3冠を達成しました。

 バイエルンの偉業がこれだけ祝福されるのに、ベレーザの素晴らしい快挙は、ファンでも軽く流してしまうような側面があります。

 「なでしこリーグがJリーグほど、認知されていないためなのか」
 「単純に男と女の違いなのか」

 このインタビューを閲覧し、キーボードをたたいている今も、様々な考えが頭をよぎっています。

 普通、3冠を達成すれば

 1・選手たちには相当額の勝利ボーナスが支給される
 2・男子ならばアジア、欧州のいずれもチャンピオンズ・リーグに出場できる
 3・出場するだけで勝利ボーナスが配分されるため、クラブの収支に好影響を与える
 4・他国の有力選手を獲得しやすくなる

 という利点があると感じます。

 しかし、ベレーザに外国籍選手は在籍していませんし、INAC神戸も韓国代表のイ・ミナは既に退団しています。

 WEリーグの発足後も、外国籍選手の積極的な加入や、勝利ボーナスの配分や韓国や中国を軸にしたアジアとの交流はまだ盛んにならないでしょう。

 しかし、欧州移籍も難しく、北米しか目指す場所が無いのであれば(横山久美がそうですね)、アジアとの交流は必須と思われます。

 高倉監督だけに戦績の責任を押し付けるのではなく、根幹となるリーグ運営に大きなてこ入れが図られることは、大きな決断と言えるでしょうね。
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