塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

映画「ダンケルク」の一場面から

2024-12-29 00:26:11 | 日記

 クリストファー・ノーラン監督の映画「ダンケルク」

 

 イングランド政府の要望により、海軍が民間のヨットを英軍と仏軍が待機するダンケルクに向かわせ、その船舶が到着すると待機していた司令官が、万感の表情で「祖国だ」とつぶやきます。

 

 日本代表の試合もそうですよね。

 

 新国立競技場や埼玉スタジアム2002に、レプリカジャージを着衣したファンが集い

 

 選手の応援歌を歌う

 弾幕を用意して選手を鼓舞

 

 この光景を見た選手たちは「祖国だ」と感じるように思えるのです。

 

 米軍が開発したフライトジャケット、その代表がMAー1ですがファッションで採用される一方、兵士の命を守る工夫が細部に宿っていますし、映画に登場するイングランド空軍の兵士は

 

 シャンブレーのシャツにネックウエア

 分厚いガンジーセーター

 

 を着用しています。

 

 食料の補給と飲料水の確保もそうですが、2次大戦の連合軍は少なくとも日本軍よりも

 

 兵士の命を考える行動を行う

 軍服の支給を軸に、最前線まで気を配る

 

 事をしていたのではないでしょうか。

 

 日本代表にジャージを提供するアディダス・ジャパンも、まずは選手が疲れを感じることのない、軽量で速乾に優れた機能を追求しますよね。

 

 長袖か半袖かは選手任せですが、それだけジャージの存在は心強いのではないでしょうか。

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野球でもサッカーでも、日本でプレイ希望の選手、多い様子ですよ

2024-12-28 21:50:15 | 日記

 米国の選手はともかく、チェコやネーデルランド、台湾などの諸外国でプレイする野球選手たち。

 

 彼らは(韓国の選手もそのようですが)、米国でプレイするよりも日本でプレイしたい、そのため試合だけでなく練習内容、環境をつぶさに観察しているといいます。

 

 その背景には

 

 日本は米国ほどデータ、セイバーメトリクスを採用していない

 米国では打者に力が不可欠ではあるが、日本では小技も重要となる

 

 というように、日本のち密さが公表の様子ですよ。

 

 またマイナーリーグでは毎日長距離移動とひもじい食事、しかも変化に乏しい内容ですが、日本では寮生活もできますし、食べられる食事は彩がありますよね。

 

 プロは12しかありませんが、全国に展開する独立リーグの盛り上がりはありますから、選択肢は以前よりも増えている印象です。

 

 Jリーグはアジアでもその存在が知られたプロリーグですが、現状アジア枠で活躍が見込めるのは、やはり韓国代表の選手たちのみという印象が強いですね。

 

 タイ代表の主軸たちが移籍してきても、帰国したチャナティップが例外的といえる活躍はしましたが、実力だけで判断するならば、もっと有効な補強はあるはずですから。

 

 ただ、アジアだけでなく現在はアフリカや欧州からも日本でプレイしてもよい、という選手が増えています。

 

 ですから野球だけでなくサッカーも

 

 いつか日本でプレイしたい

 日本のリーグで活躍して代表招集

 

 という目標がある選手たちが誕生していることは、本当に素敵なことではないでしょうか。

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パリ・サンジェルマンと周囲の環境

2024-12-28 21:33:22 | 日記

 パリ・サンジェルマンは2011年のカタール資本提携以後

 

 カルロ・アンチェロッティ、トーマス・トッヘル、ルイス・エンリケに代表される著名監督と契約

 2020シーズンは変則な形式ではあったが、UEFAチャンピオンズ・リーグで決勝戦まで進む

 少なくとも、リーグ1では多くのトロフィーを獲得

 

 というように、大きな変化を遂げました。

 

 しかし、どうしてもあと一歩が足りない、マンチェスター・シティのように、あか抜けた、突き抜けた感覚が不足していること。

 

 それはワールド・サッカーダイジェスト2025年1月2日号が指摘した

 

 パリにはダービーが存在しない

 パリFCに未来はあるか

 

 という記事を読んで、なるほどと考えた次第です。

 

 確かにネイマールに支払った金額や、インテルからやってきたミラン・シュクリニアルが、思うようにフィットしないなど、新聞が騒ぐ事例はあります。

 

 しかし、大きな一戦はマルセイユまで遠征するか、逆に彼らがパリを訪れるか死なないとも言えますし、過去にはここに大きな暴力事件も関与していました。

 

 過去、パリには「ラシン・パリ」という、自転車競技だったと思いますが、クラブがありましたね。

 

 ラシンというフランス語は英語でいう「レーシング」に相当するのですが、ラシン・パリ不在以降、パリ・サンジェルマンが首都でただ一つのクラブであるものの、2000年代は低迷していました。

 

 パリはサッカー以外の楽しみも多く、ダービーの熱狂がマドリードやミラノのように存在しませんね。

 

 ですから今一歩、どこかあか抜けない印象だったのは、彼らではなく周囲の環境という形に起因している、そんな気がしませんか。

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日本製品が本場を凌駕すること

2024-12-28 21:20:25 | 日記

 日本製のジーパン、ミリタリージャケット、スエットシャツは、アヴィレックスやアルファ・インダストリー、チャンピオンなど、往年の名品を軽く超える品質とされます。

 

 それは仕立服や仕立靴も同様で、マリオ・ペコラ、スピーゴラなどは、イングランドやイタリア、フランスの職人たちも唸るほどの出来栄えと聞きますから。

 

 恐らく日本人が持つ

 

 探求心や好奇心の旺盛さ

 生地、縫製からその衣料品が誕生した背景などをつぶさに観察し、商品に落とし込む

 

 ことが、諸外国の関係者からも認知されているのでしょうね。

 

 ミズノとアシックスのサッカースパイク、モルテンが製造するサッカーボールは、それ等の衣料品よりも前に、諸外国で認知されていた代表的な商品といえます。

 

 バレーボールの世界ではミカサ 

 バイクレースの世界ではヤマハ発動機

 フォーミュラー1の世界では本田技研

 

 が大きな驚きと感銘を、日本国内と諸外国にもたらしました。

 

 ミズノと正式契約するかどうか未定ですが、少なくともジョアン・フェリックスは、アトレティコ・マドリード、SLベンフィカ、チェルシーのFCバルセロナとレンタル移籍してきた選手であることも確かです。

 

 しかし、彼が先天的に光る「何か」を持つことも確かですし、今後のポルトガル代表の中軸であることに間違いありません。

 

 ですから、彼と正式に契約すれば、ミズノにとっては少なくとも、フェルナンド・トーレスの時とは異なり、長期的視野で商品の提供が行われるような気がしますね。

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プーマと清水エスパルスの友好関係

2024-12-27 21:46:19 | 日記

 プーマは近年、セレッソ大阪とジュビロ磐田、ふたつのJクラブとの契約を終えています。

 

 とくに2021年、1994年のプロ参入から常に寄り添ってきたジュビロ磐田との契約終了は、ジュビロのファンだけでなく、僕のような部外者にも大きな驚きでした。

 

 ただ、ジュビロは新スポンサーのアドミラルと新しい道を歩んでおり、そのアドミラルがロアッソ熊本という、やはりプーマスポンサーだったクラブと契約したのは、どこか皮肉ですね。

 

 ただ、そのプーマと変わらない愛情で結ばれているクラブがあります。

 

 そう、清水エスパルスです。

 

 エスパルスは市民クラブが母体ですから

 

 財務の面で緊張感が走る

 近年は2部でのプレイも多い

 

 という、山あり谷ありの形ですが、プーマは一貫して彼らをサポートしています。

 

 ちなみにアスルクラロ沼津は、2024シーズンはペナルティで戦い、新シーズンはアスレタになりますが、彼らもまた過去はプーマがスポンサーだったはずです。

 

 契約はいつか「満了」が来ます。

 

 縁やカルマという言葉を用いるのは大げさ化もしれませんが、エスパルスとプーマはこの「ご縁」が、お互いを尊重する形として機能しているのでしょう。

 

 ちなみに神戸とアシックスの事例もそうですが、ファンにはそこに安心感がありますよね。

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