昨日は「ユリアンアルプスの瞳、ブレッド湖」の写真を掲載しましたが、皆さんも訪問したくなったのではないでしょうか。
今日は、同じく二日目に訪問した「ポストイナ鍾乳洞」についてお伝えします。
この鍾乳洞は、ヨーロッパ最大の鍾乳洞と言われるだけあって、小生も十分に楽しむことが出来ました。ブレッド湖とともにスロベニアの観光資源として大きな役割を負っていると感じましたが、「なるほど」と頷けるものでした。
ここは、ブレッドから103㎞、バスで約1時間半ですが、14時30分頃到着しました。
駐車場をおりますと、緑に覆われた川が見えてきます。そして、囂々という音を聞きながら橋を渡りますと、右側に土産物やさんが並んだ建物があり、そこを過ぎるとトンネルのような鍾乳洞の入口が見えてきます。
この日のも「かんかん照り」で熱いのですが、到着が早かったのか、まずトイレタイムして、熱いのに冬用の防寒着をつけて「いざ、出発」です。
入口には、多く人々が並んでいましたが、そこを通過しますと、まず、トロッコに乗ります。
横に二人が乗れるトロッコで、もちろん、線路がついているはずです。それが50両くらい縦につながっていて、狭い洞窟の中を結構なスピードで走っていきます。
そして、それが右に左に曲がっているうえに、鍾乳石の先端が頭や手に当たりそうなくらいの距離で接近したりしますので、トロッコに乗っている子どもたちの黄色い声がこだまのように聞こえてスリル満点です。
もしかしたら、トロッコが猛スピードで走る映画インディージョンズの舞台は「ここなのでは?」と思ったものです。
トロッコに乗っていた時間は15分くらいだと思いましたが、スピードのスリルと次々と現れる奇怪な形の鍾乳石に見とれていましたので、「あぁ」という間に過ぎてしまいました。
そして、トロッコでの探検が終わりますと、そこからは徒歩でこの鍾乳洞の奇岩や美岩を見て回りました。
阪急交通さんのパンフでは「幻想的で壮大な鍾乳洞をトロッコと徒歩にてご案内(ロシア橋→赤の間→白の間→スパゲティホール→プリリアント鍾乳洞→コンサートホールなど見所たっぷり)としていますが、スパゲティとコンサートホールは「なるほどな!」と思ったものです。
要は、名前のような鍾乳石や空間があり、それが名前の由来になったということだと思います。
今までに日本や中国の桂林、ベトナムのハロン湾近郊の鍾乳洞をみていますが、これほど大きなものは見たことがありません。
どんなものがあるか見たいでしょうか?巻頭に掲載しましたので、じっくりご覧ください。