mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

世界三大仏教遺跡

2010年06月24日 | 旅行記

 Ankorwato037

 久しぶりにJTB旅物語さんの「世界三大」をお伝えします。今日は仏教遺跡です。

 一つ目は、カンボジアの「アンコールワット」ですが、現地へ行った人間として疑問に思うのは、「ここは仏教遺跡なのか?」という点です。ヒンドゥー教のような説明を受けたのですが・・・

 それはともかく、ここは、人類の文化遺産として是非、見ておきたいところだと思います。

 「12世紀に作られた石造寺院遺跡で、南北約1,300m、東西約1,500mの壁で囲まれた敷地の中心に巨大な祠堂がそびえ立っている。」と説明されていますが、外観も内部も素晴らしいつくりで、正面の回廊には勧善懲悪な「ラーマヤナ物語」などを彫りこんだ壁などもあり、興味が尽きません。

 さて、次の仏教遺跡は、インドネシアの「ボロブドゥール」だそうです。インドネシアを訪問したのは何時だったのか、すぐには思い出せませんが、残念ながら「ボロブドゥール」遺跡には行くことができませんでした。

 JTB旅物語さんの説明は「1814年、密林中から発見されたジャワ島中部にある仏教遺跡。壁面の浮き彫りや小塔の仏像彫刻はグブタ様式で、8~9世紀の造営と推定される。」となっています。写真を見ますと、「是非、見たいな!」と思うのですが、訪問できるのは何時のことやら?

 三つ目がミャンマーの「バガン」だそうです。「ビルマ中部のイラワシ河東岸の荒野に3,000墓余のバゴダや寺院がひしめきあう仏教遺跡。城壁に囲まれたオールドバガンが有名。」だそうですが、この説明で意味が分かりますか?「バゴダ」とか「オールドバガン」というのは何でしょうか?

 そこで、wikipediaで調べてみました。

 「バコダ」ではなく、「パコダ(pogoda)」だそうですが、仏塔を意味する英語で、日本ではもっぱら、ミャンマー様式の仏塔のことを意味するそうです。

 また、日本の仏塔と同様、仏舎利(釈迦物の遺骨等)または法舎利(仏舎利の代用としての経文)を安置するための施設だそうです。

 ミャンマーの人々にとって、パコダは釈迦がいなくなって以来、釈迦に代わるものであり、「釈迦の住む家」であるとされる。したがってパコダを建てることは、ミャンマーでは「人生最大の功徳」とされ、そうすることにより幸福な輪廻転生が得られるとされる。

 また、ミャンマーのイラワジ川中流域の東岸の平野部一帯には、大小さまざまな仏教遺跡が林立しているが、「バガン」とは広くこの遺跡群の存在する地域を指し、ミャンマー屈指の仏教聖地であるとされています。その一部の城壁に囲まれた「オールドバガン」は考古学保護区に指定されているそうです。

 ということですが、パコダやバガン地方の写真を見ますと赤茶けた先がとがったような建造物で、日本の仏教寺院とはまったく違いますので、「仏教にもいろいろあるんだ!」という思いがしました。