mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

クロアチアなど4カ国周遊の旅・・・感想編③

2010年06月16日 | 旅行記

 

Dscn0211

 旅の2日目にチトーが愛したという色の濃いブルーのブレッド湖を見たためか、「旧ユーゴの国々」はなんと緑豊かなところなのか、という印象が強く残りました。

 そして、旅の初めからお天気は快晴ですから、こんなについている旅はないと思ったのです。

 その日のうちに、ポストイナという聞いたことがない土地で鍾乳洞見学、それも、ヨーロッパ一大きい、というのですから驚きの連続です。

 しかも、その日は、これまた聞いたことがない街、クロアチアのロブランというところに泊まったのですから、頭が刺激され続けていました。

 後で、日程表を確認しますと、2日目のこの日は、オーストリアのグラーツを出発してスロベニアのブレッドとポストイナ、そこからクロアチアのロブランまで400㎞も移動しています。

 このようにして、慌ただしくこの日は、終わったのですが、翌日(3日目)も美しい自然と街並みが私たちを待っていました。

 この日は、ロブランのホテルを8時に出発して、約320㎞、バスで4時間半の距離にあるザダールとザダールから約100㎞、1時間45分のシベニクを見学する予定になっています。

 もちろん、小生はこの二つの街がどんなところかまったく知りません。阪急交通さんからいただいたパンフなどで事前の勉強を少しばかりしたのですが、そんな、にわか勉強では役に立ちませんね。

 シベニクの市内観光で世界遺産の「聖ヤコブ大聖堂」を見ることになっていましたので、この日のメインイベントはシベニクだと思っていました。

 ところが、キリスト教の教会が皆同じに見えてしまう小生には、ダザールのシーオルガンの方が面白かったのです。

 ダザールでも聖ドナトという教会を見ているのですが、「ロマネスクだ、ゴシックだ、ルネサンスだ」などといわれても、皆同じに見えてしまいます。「これなら日本の大仏様や観音様を見ている方がよほど楽しい!」などと感じてしまうのですからヨーロッパを観光する資格がないのかも知れませんね。

 まぁ、それはそれとして、「ザダールの街並みと海は、本当に美しかったな!そして、シーオルガンは面白い!」という強い想い出が残っています。

 それにしても、この旅の走行距離は凄いな!年寄りには堪えますよ。「バスで寝ているだけではないか!」という声が聞こえそうですが、それでも疲れます。

 今日の写真は、ダザールのシーオルガン(波によって音を出している)の音は再現できないので、シーオルガン付近の美しい海岸にしました。