ロック探偵のMY GENERATION

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兵庫旅行まとめ ~史跡編~

2022-06-14 18:13:38 | 旅行


最近いくつかの記事で書きましたが……私、今月のはじめ兵庫県に行っておりました。
あれこれ計画をたてていると、いつの間にか一週間ぐらいの旅行になり……兵庫県内のあちこちをまわっていました。

せっかくなので、それらを何回かにわけて紹介しようと思います。

手始めとして、まずは史跡関連を。


兵庫県内の城を三つ。

まずは、尼崎城。


復元天守ということですが……できたて感があって、正直ちょっと安っぽい感が否めない。まあ、城郭としてみれば実際にできたてなのでやむをえないでしょうが……



次に、明石城。



この城の天守は失われていて、復元もされていないということです。
ただ、櫓が建っています。この櫓は天守といっても通用するぐらいに立派なものでしょう。




そして、姫路城。



兵庫県で城郭といったら、これが真打でしょう。その天守は現存十二天守の一つであり、いうなれば城郭界の黄金聖闘士です。そしてそのなかにあっても一、二を争う日本屈指の名城。





続いて、神戸市内の史跡をいくつか。


兵庫大仏。



もとは明治時代に作られた大仏ですが、戦時中に金属を回収するために解体されたという悲しい過去を背負っています。現在たっているのは、1991年に再建されたもの。初代は、奈良、鎌倉と並んで三大仏などとも呼ばれたそうですが、不在の期間が長かったためか、今は三番手の座を明け渡しているようです。


神戸港のあたりは、日本遺産に認定されているそうです。
その名も、「荒波を超えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落」……いささか大時代な感じですが、まあこんなもんでしょうか。

その構成要素の一つとして、高田屋嘉兵衛本店跡。



江戸時代にの代表的な海商で、司馬遼太郎がこの人を題材にして『菜の花の沖』という作品を書きました。


兵庫の港を整備した人物として、平清盛がいます。
ということで、「清盛くん」なるゆるキャラのような像が建っていました。



もちろん……といっていいかはわかりませんが、清盛くんは日本遺産の一部ではありません。


最後に、神戸異人館街の近くにあるスターバックス。


いい雰囲気です。もとは、居留外国人の使用していた建物を再利用したものだそうで……いかにも異国情緒があります。





私のような人間には似つかわしくもないおしゃれな場所ですが……ここに来たのにもちゃんとわけがあるのです。
その点についてはまた次回、ということで、今回はこのあたりで。