Eric Clapton, When This War Is Over
今回は、音楽記事です。このカテゴリーでは、前回ジョージ・ハリスンについて書き、そこで彼の盟友エリック・クラプトンの名前が出てきました。そこで今回は、エリック・クラプトンについ......
過去記事です。
クリームが出てきたついでに、エリック・クラプトンの記事を。
プラスアルファとして、ライブ・エイドにおける「いとしのレイラ」の動画をのせておきます。
これは、デレク&ザ・ドミノスの記事で紹介した曲ですが……
Eric Clapton - Layla (Live Aid 1985)
エリック・クラプトンといえば、コロナ禍において一時期反ワクチン派のシンボルのような存在となっていました。
そのことで、元記事でもちょっと言及した過去の移民排斥発言をまた取り沙汰されたりもしているようです。
そんな状態に陥ったクラプトンに寄ってくるのは、中絶反対派の共和党州知事であったり、トランプ支持者であったり……全米ライフル協会なんかも、クラプトンに秋波を送っているといいます。それはコロナ禍が発生する前の話ですが、いまから見ればクラプトンがそっち側にいってしまう予兆であったのかもしれません。
たとえるならば、モリッシーのような状態でしょうか。
この反ワクチンの姿勢で、長年ツアーをともにしてきたサポートメンバーと衝突して喧嘩別れなんてことも起きているようです。
一応注釈をつけておくと、クラプトン自身はワクチンを打っています。
その際の副反応がひどく、もうギターを弾けなくなるんじゃないかと恐怖を感じるほどだったそうで……そういったこともあって、反ワクチン的姿勢に傾いていったようです。
同じく反ワクチン派であるヴァン・モリスンとコラボした曲を出したりもしました。
これは、デレク&ザ・ドミノスの記事で紹介した曲ですが……
Eric Clapton - Layla (Live Aid 1985)
エリック・クラプトンといえば、コロナ禍において一時期反ワクチン派のシンボルのような存在となっていました。
そのことで、元記事でもちょっと言及した過去の移民排斥発言をまた取り沙汰されたりもしているようです。
そんな状態に陥ったクラプトンに寄ってくるのは、中絶反対派の共和党州知事であったり、トランプ支持者であったり……全米ライフル協会なんかも、クラプトンに秋波を送っているといいます。それはコロナ禍が発生する前の話ですが、いまから見ればクラプトンがそっち側にいってしまう予兆であったのかもしれません。
たとえるならば、モリッシーのような状態でしょうか。
この反ワクチンの姿勢で、長年ツアーをともにしてきたサポートメンバーと衝突して喧嘩別れなんてことも起きているようです。
一応注釈をつけておくと、クラプトン自身はワクチンを打っています。
その際の副反応がひどく、もうギターを弾けなくなるんじゃないかと恐怖を感じるほどだったそうで……そういったこともあって、反ワクチン的姿勢に傾いていったようです。
同じく反ワクチン派であるヴァン・モリスンとコラボした曲を出したりもしました。
This Has Gotta Stop。
「これは止めなければいけない」というタイトルです。このMVのいわんとするところは、コロナ禍におけるロックダウンやワクチンの重要性に関する“洗脳”が世界中で行われている、それを止めなければならない……ということでしょう。
Slowhand & Van - This Has Gotta Stop (Eric Clapton, Van Morrison)
ちなみに、このMVに出てくるJam For Freedom というのは、ワクチンやロックダウンに反対する音楽サークルのようなもので、クラプトンはこの団体に寄付もしたということです。当時のレートで日本円にしておよそ15万円ほど……その金額にも驚きます。天下のエリック・クラプトンがたったそれだけ?
エリック・クラプトンという人は、子供のころに両親から引き離され、祖父母のもとで育てられるという経験をしています。
つまりは、「母のない子」というわけです。
Eric Clapton - Motherless Children (Live In San Diego)
そこからくる、ある種ののけ者感……それが、ひねくれた言動につながるのではないか。そんなふうにも推測されます。
そして、そのひねくれ者という態度は、ロックンロールの重要な資質でもあるでしょう。
つまりは、「母のない子」というわけです。
Eric Clapton - Motherless Children (Live In San Diego)
そこからくる、ある種ののけ者感……それが、ひねくれた言動につながるのではないか。そんなふうにも推測されます。
そして、そのひねくれ者という態度は、ロックンロールの重要な資質でもあるでしょう。
このブログでは、different drum という言葉に幾度か言及してきました。
一人だけみんなとは違うリズムで動いている、そんなひねくれ者が、実は来るべき新しい時代を予感している。そしてやがて、世界を変える……それがロックンロールということでしょう。
世界を変える――そう、Change the World です。
Eric Clapton - "Change The World" [Live Video Version]
そんなふうに考えると、反ワクチン的な姿勢もあながちばかにしてはいられないかもしれません。
このブログでは、ワクチンの効果を疑問視する記事を何度か書いてきました。
ワクチンは、実はたいして意味がない、どころかある面ではむしろ逆効果にすらなっているおそれがある……ひょっとしたら、あとから振り返ってみれば、そんな“ひねくれ者”の意見のほうが正しかったということになるかもしれません。
ここからは、クラプトンが他のアーティストとコラボした曲をいくつか。
ルチアーノ・パヴァロッティとともに歌う Holy Mother。
Eric Clapton, Luciano Pavarotti, East London Gospel Choir - Holy Mother (Live)
B.B.キングとともに、Rollin' and Tumblin'
Eric Clapton and B.B. King - Rollin' and Tumblin' (Official Audio)
JJケイルとともに、Anyway the Wind Blows。
クラプトンはJJケイルに強い影響を受けていました。
Eric Clapton with JJ Cale - Anyway The Wind Blows [Official Live In San Diego]
JJケイルの死後、彼を悼んでアルバムを制作。
そのなかの一曲 Don't Wait。ここではジョン・メイヤーが参加しています。
Eric Clapton & Friends - Don't Wait (Official Lyric Video)
ルチアーノ・パヴァロッティとともに歌う Holy Mother。
Eric Clapton, Luciano Pavarotti, East London Gospel Choir - Holy Mother (Live)
B.B.キングとともに、Rollin' and Tumblin'
Eric Clapton and B.B. King - Rollin' and Tumblin' (Official Audio)
JJケイルとともに、Anyway the Wind Blows。
クラプトンはJJケイルに強い影響を受けていました。
Eric Clapton with JJ Cale - Anyway The Wind Blows [Official Live In San Diego]
JJケイルの死後、彼を悼んでアルバムを制作。
そのなかの一曲 Don't Wait。ここではジョン・メイヤーが参加しています。
Eric Clapton & Friends - Don't Wait (Official Lyric Video)
最後に、これはコラボではありませんが、ボブ・マーリィのカバー I Shot the Sheriff。
オリジナルに劣らないぐらい有名になったバージョンといえるでしょう。
Eric Clapton - I Shot The Sheriff [Crossroads 2010] (Official Live Video)
これは、圧政と戦う闘争の歌。
クラプトンにしてみれば、ワクチンやロックダウンに反対するのもこの姿勢の延長ということなんでしょう。それが正しいかどうかは、いずれ歴史によって裁定されるということで……
オリジナルに劣らないぐらい有名になったバージョンといえるでしょう。
Eric Clapton - I Shot The Sheriff [Crossroads 2010] (Official Live Video)
これは、圧政と戦う闘争の歌。
クラプトンにしてみれば、ワクチンやロックダウンに反対するのもこの姿勢の延長ということなんでしょう。それが正しいかどうかは、いずれ歴史によって裁定されるということで……