ロック探偵のMY GENERATION

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FF8のカードゲーム

2019-02-15 15:55:53 | ゲーム
今回は、ゲーム記事です。
以前FF8について書きましたが、そこで、「FF8にはもう一つ重要な要素がある」と書きました。予告どおり、それについて書きましょう。

その要素とは……「カードゲーム」です。

FF8には、ゲーム内ゲームとして、カードゲームが用意されています。
これが、重要なのです。
カードゲーム自体も、ゲームとしてまあ面白いんですが……しかしそれ以上に、そこで手に入れたカードをゲーム中で使用するアイテムなどに変換できるというところがポイントです。
魔法は、FF8においては使うものではなくジャンクションするもの。
カードゲームで手に入れた魔法をジャンクションすることで、キャラクターを強化することができるのです。
このシステムによって、ゲームの自由度はさらに高まります。
カードの仕組みを知っていれば、序盤から相当にキャラを強化することができるのです。

カードゲームを有機的にからめてジャンクションをしていく――ここまでやって、はじめてFF8は本当の面白さがわかります。
これを利用すると、ゲームを開始して最初のミッションに行くぐらいの段階で最強クラスの攻撃力を得ることができ、ディスク1のボスであればだいたい1ターン(各キャラが一回ずつ攻撃する間という意味で)以内で倒せるぐらいになります。ボス敵を圧倒的な力で容赦なくなぎ倒していくという爽快感が得られます。
また、FFシリーズの例に漏れず、8にもいわゆる“猛者ザコ”がいますが、ふつうにやっていたらまず勝てない強敵たちに、ジャンクションを工夫して勝負を挑むという面白さもあります。カードゲームは、その際にきわめて有効なキャラ強化手段となるのです。

さらにカードゲームは、カードゲームというぐらいですから、コレクション的な楽しみもあります。レアカードがあって、それらをコンプリートするという楽しみ方もできるのです。

このカードゲームも含めて考えれば、FF8は実に多様な遊び方ができます。
実際のところ、私もFFのナンバリングシリーズをいくつかやってきましたが、3周、4周と繰り返してプレイする気になったのは8ぐらいのものです。
それぐらい、FF8はゲームとして面白いんです。
しかし、世の中では、どうもそのように評価されいる気配がありません。もちろん評価する人はたくさんいますが、批判する人もまたいっぱいいます。
なぜそうなってしまったのか?
次回は、その点について私なりに考察してみたいと思います。


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