ロック探偵のMY GENERATION

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森友問題に、新たに口裏あわせ疑惑

2018-04-06 22:37:44 | 時事
森友問題で、新たな疑惑が浮上しています。
財務省側が、森友学園に口裏あわせを持ちかけていたというのです。

その内容は「トラックを何千台も使ったことにしてほしい」というもの。
当時国会では、8億円も値引きするだけのごみがあったのならトラック何千台ぶんにもなったはずということが指摘されていて、つじつまをあわせるために嘘を上塗りしようとしていたのではないかという疑いが出てきています。

この件は、まだ事実かどうかわかりませんが……もし事実とすれば「あとからつじつまをあわせる」という、リスク管理における最悪の失敗例といえるでしょう。

何か問題が起きたときに、その時点で表に出していれば軽いダメージですむものを、隠しとおそう、しらを切りとおそうとして、そのせいで、発覚したときのダメージを無駄に大きくする……というやつですね。

ふつう、乗っている船に欠陥がみつかったら、一度止めて点検修理するべきでしょう。
ところがこの国では、それをなんとか隠そうとするわけです。とにかく隠しておいて、航海が終わるまで無事でいてくれと祈る。結局、実際に事故が起きるまでなんの対策もとられない……社会のあらゆるところに、この構図がひそんでいるように思えます。

前にも書いたことですが、この日本的無責任をなんとかしないといけません。

そうしないと、日本という船がまたいつ転覆してしまってもおかしくないでしょう。


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