ロック探偵のMY GENERATION

ミステリー作家(?)が、作品の内容や活動を紹介。
『ホテル・カリフォルニアの殺人』(宝島社文庫)発売中です!

blender で“ホテル・カリフォルニア”

2020-09-13 18:07:27 | 3DCG


ひさびさに、3DCG記事です。

今回は、原点に帰って、拙著『ホテル・カリフォルニアの殺人』の舞台であるホテル・カリフォルニアをblender で作ってみました。


前に一度やりましたが、あのときは使用ソフトが Poser でした。
blender も併用していましたが、編集と最終的な出力は Poser 。それに対して今回は、blender であらためて一から作ったものになります。

もともと私は Poser をやっていて、補助的に使おうと blender に手を出したんですが……どうも、しばらく使用してみると blender のほうが圧倒的に表現力が高い気がしてます。というか、そもそも Poser はモデリングソフトではないので、造形は本来の用途ではありません。やはり、なにかを“作る”のは、3Dモデリングソフトのほうがよいということでしょう。


おそらく誰が見ても、以前Poser で作ったものよりも、この blender によるもののほうができはいいでしょう。

それは、モデリングという部分だけでなく、マテリアル、テクスチャの表現性によるところも大きいです。やや専門的な話になりますが、特にバンプテクスチャの表現力ではblender のほうが Poser より数段上という気がします。
そのテクスチャですが、手前にある建物を構成する石材のテクスチャはフリー素材で、そういう意味では結局フリー素材のテクスチャ依存ともいえるわけではあるんですが……

あと、建物の横に立っているヤシの木は、オブジェクト丸ごとできあいの素材です。

ということは、自分で“作った”といえる部分は意外に少ない、ということにもなってしまいます……

なので、これからもっと細部を作り込んで、動画というところまで持っていこうと思います。
動画というところまでいけば、それなりに手の込んだことをやっているといえるでしょう。入り口から建物の内部に入って、ホテル内を歩いていくというような動画にして、いずれ公開しようと計画中です。




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