ロック探偵のMY GENERATION

ミステリー作家(?)が、作品の内容や活動を紹介。
『ホテル・カリフォルニアの殺人』(宝島社文庫)発売中です!

自民党が政治刷新本部立ち上げ……

2024-01-11 21:37:55 | 時事


昨日、自民党が政治刷新本部を立ち上げるというニュースがありました。

昨年持ち上がった裏金問題、逮捕者まで出る事態に、さすがに何かやらないとまずいというところでしょうか。

しかし、今さら感はぬぐえません。
そして、その顔ぶれ……これで政治刷新などといわれても、何も期待できないというのが正直なところです。


その一方で、国内においてはさまざまな課題がもちあがっています。
大阪万博、辺野古の基地建設、震災対応……これらに対するいまの政府の動きを見ていると、何を優先するべきで、何をするべきでないのか、その判断がまったくトンチンカンといわざるをえません。優先すべきことを後回しにして、どうでもいいこと、むしろやらないほうがいいんじゃないかということばかりを強引に推し進めるという……
辺野古に関しては、これまでこのブログで何度か書いていましたが、最近はアメリカの知識人ら400人あまりが共同で批判声明を出すということがありました。この中には、映画監督のオリバー・ストーンなども含まれているそうです。
辺野古基地に対しては、推理作家らが批判声明を出したり、クイーンのブライアン・メイが批判したりといったこともありました。工事に使用する土に戦没者の遺骨が混じっているとか、地盤が軟弱とか、さまざまな問題が指摘されています。にもかかわらず、あくまでも工事を進めようとする……その姿勢には、疑問を抱かざるを得ません。

そして、大阪万博は、人員不足や資材価格の高騰というかたちで震災復興の足かせになるという指摘もあるなか、とにかく何が何でもやるという姿勢。それでいて、生活に困っている被災者には20万円を貸し付けます、というばかにしたような対応……各方面から怒りの声が沸き上がるのも、無理からぬ話です。
政治を刷新するというのなら、そういうところも含めてやっていただきたい。まあ、期待はできないでしょうが……



もう一つのロックの日2024

2024-01-08 20:53:38 | 日記

今日1月8日は、「ロックの日」です。

ロックの日といえば、6月9日というわかりやすい日付もありますが……それとは別で、1月8日もあるのです。

というわけで、こういう日付によくやっているロック関連動画特集をやろうと思います。

今回のテーマは、ヴィンテージ...…“蔵出し”です。

Youtubeで音楽関連動画を見ていると、こんなレアなコラボが、こんな意外なカバーが、という動画に遭遇出することがあり、そういったものをストックして適宜ブログの記事に貼り付けてるわけなんですが、それらの動画をすべて載せられるわけでもなく、いつかブログに貼ろうと思いつつ機会を逃している動画がたくさんありました。それらを一挙に蔵出ししようというわけです。
主に、昨年書いた記事の関連で載せようと思いつつも割愛した動画を中心に紹介していきたいと思います。


ダーティ・マック。
ストーンズの主催したロックンロールサーカスにおいて、その場かぎりで結成されたスーパーグループです。
ジョン・レノンがボーカルギター、エリック・クラプトンがギターを弾き、ストーンズのキース・リチャーズがここではベース、ドラムには、ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンスのミッチ・ミッチェル...…という伝説すぎるバンドとなりました。
曲は、ビートルズのYer Blues。

The Dirty Mac - Yer Blues (Official Video) [4K]

ロックがNOばかりをいっていることに対してYesを前面に出した曲。
ジョン・レノンはYesの人であるとこのブログではいってきましたが、それを体現する一曲です。


ジョン・メイヤーがカバーする、ボブ・ディランのLike a Rolling Stone。

John Mayer “Like a Rolling Stone” Live at Howard’s Birthday Bash (2014)

ディラン本人も登場してもらいましょう。
昨年、ディランのアルバム『ビリー・ザ・キッド』が50周年だという話を書きましたが、1973年にはもう一枚アルバムを出しています。
そのタイトルは、みずからの(芸)名を冠した『ディラン』。
懐かしの曲カバー集みたいなアルバムですが、そこでエルヴィス・プレスリーの「好きにならずにいられない」をカバーしています。

Bob Dylan - Can't Help Falling in Love (Official Audio)

1月8日が「ロックの日」というのは、エルヴィス・プレスリーとデヴィッド・ボウイという二人のロックスターの誕生日だから。
ということで、エルヴィス本人も。
曲は、「アメリカの祈り」です。

Elvis Presley - An American Trilogy (Aloha From Hawaii, Live in Honolulu, 1973)


話の流れで、デヴィッド・ボウイも。
Ziggy Stardust です。

David Bowie - Ziggy Stardust (2023 Remaster) [4K Upgrade]

ボウイについても、このブログでは何度か書いてきました。
既存の秩序に対する反逆としてのロックを象徴する一曲として Rebel Rebel がありますが、この名曲をブルース・スプリングスティーンがカバーしています。

Rebel Rebel (Live at Consol Energy Center, Pittsburgh, PA - 01/16/16 - Official Audio)

ブルース・スプリングスティーンは、昨年デビュー50周年を迎えたということもあって、よく名前が出てきました。私の動画ライブラリにも、スプリングスティーンの動画がたくさんあります。以下、それらをいくつか。


アクセル・ローズとともに、ビートルズのCome Together。これは、かなり意外な組み合わせに思えます。

Axl Rose and Bruce Springsteen perform "Come Together"

トレイシー・チャップマンとの共演。
曲は、スプリングスティーンの My Hometown です。

Tracy Chapman and Bruce Springsteen - My Hometown (Live 2004)

ビリー・ジョエルとの共演。
曲は「明日なき暴走」。これは以前どこかで載せたような気もしますが……

Bruce Springsteen and Billy Joel perform "Born to Run" Hall of Fame 25th Anniversary Concert

昨年は、ビリー・ジョエルについても記事を書きました。
アルバム『ピアノマン』が50周年...…ということは、ビリー・ジョエルのほうが音楽業界の先輩ということで、これは意外な気がしました。当該記事でも書いたように、ビリー・ジョエルという人はブルース・スプリングスティーンのようになりたいけどなれないというところがあるように思われるのです。


ビリー・ジョエルが出てきたついでに...…彼がAC/DCのブライアン・ジョンソンを迎えてカバーするYou Shook Me All Night Long。あまり接点のなさそうな組み合わせですが…

Billy Joel & Brian Johnson: You Shook Me All Night Long (Live at Madison Square Garden 21/03/2014)


同じ曲を、本家AC/ DCとスティーヴン・タイラーの共演で。
こちらは違和感のない組み合わせです。

AC/DC with Steven Tyler - "You Shook Me All Night Long" | 2003 Induction

この動画が、20年ぐらい前のもの。
スティーヴン・タイラーといえば、昨年は喉の不調でフェアウェルツアーをキャンセルということがありました。再びその雄姿をステージ上で見せられるでしょうか……


昨年紹介したスティーヴィー・ワンダーのアルバム『インナーヴィジョン』に収録されている代表曲の一つHigher Ground。スティングと共演する動画がありました。

Stevie Wonder & Sting - "Higher Ground" | 25th Anniversary Concert


ローリング・ストーンズとティナ・ターナー。
ライブエイドでの共演からおよそ4年後、ロックンロール栄誉の殿堂で共演していました。後方にブルース・スプリングスティーンの姿も見えます。

Rolling Stones Perform "Honky Tonk Woman" with Tina Turner and Others

両者とも、昨年は大きな話題がありました。ティナ・ターナーは死去、ストーンズは新作を発表という正反対の話題でしたが……
ちなみにストーンズは、ティナのそっくりさんを帯同してツアーすることになってるそうです。


昨年はプログレの話をよくしてましたが、そこでロバート・フリップと妻トーヤの夫婦漫才動画がたくさんありました。
そこでも書いたように、非常にツボをついたロックの名曲が並んでいるわけですが、その中からフーの My Generation。

Toyah & Robert's Sunday Lunch - My Generation

例によって衣装がアレですが……今回はぎりぎりセーフということなのか、外部サイトでも視聴可となっております。


昨年はジェフ・ベックの訃報があり、彼の動画をいろいろと載せていましたが、こんなコラボもありました。バディ・ガイとともに、Let Me Love You。

Jeff Beck ft. Buddy Guy - Let Me Love You (Live At The Hollywood Bowl)


昨年は、ドリー・パートンがロックの名曲をカバーするアルバムをリリースしたという話がありました。
そのなかには、当然クイーンの曲も含まれています。
We Are The Champions と We Will Rock You。鉄板の2曲を、通常とは逆の順番でメドレーしています。

Dolly Parton - We Are The Champions/We Will Rock You (Official Music Video)



ビッグエコーのテレワークプラン

2024-01-04 22:06:31 | 日記


ビッグエコーのテレワークプランというものを使ってみました。

あのカラオケのビッグエコーに、そういうサービスがあるのです。
カラオケルームだけれど、歌うのではなく、そこでテレワークをするという……そういうものがあるといのうを知り、たまたま割引クーポンを拾ったので、ものは試しと利用してみました。
ただし、私の場合はテレワークではなく、PC作業。
勉強とかそういうことに使ってもいいという規定になっており、必ずしもテレワークしなければならないわけではないのです。

で、使ってみた感想としては……まあ悪くないと思います。

Wifi使い放題、フリードリンク飲み放題というのもあって、まずまず快適といえるんじゃないでしょうか。電源をとれるのでバッテリーの心配をしなくていい、個室なので周囲の目を気にしなくてもいい、というのもあります。

ただ……以上のようなことなら、ネットカフェとあまり変わらないということにもなります。
まあ、私個人の感想としては、ぶっちゃけネカフェで作業するのとほぼ同じだとは思いました。料金も、だいたい同じぐらいでしょう。ほかの部屋のカラオケ音が漏れ聞こえてくるということがあるぶん、ネカフェよりやや居心地が悪いとはいえるかもしれません。ただ、私の場合はイヤフォンで音楽を聴きながら作業ということが多いのでさほど気にはなりませんが……あとは、ドア越しに部屋の中がちょっと見えるので、こいつカラオケ屋でなにやってるんだみたいな目で見られているんじゃないかというのもあります。しかしまあ、そこは鉄の心をもっていれば大丈夫です。
以上のことから総合的にいえば……作業スペースとして、可もなく不可もなく、どっちかといえばネカフェのほうがいいかもというぐらいでしょうか。ただ、私の場合、気軽にいける範囲にネカフェがなくなってしまったので、あるいは重宝するのかもしれません。


さて……こんなPRみたいなことを書いているのは、使う人がいないとこのサービスが廃止されるんじゃないかという心配があるからです。
実際、かつてジャンカラでも似たようなサービスをやっていたものの、ごく短期間で廃止されてしまったといいます。その二の舞を避けるためには、やはりそれなりに利用者がいないと、ということで……皆さん、このテレワークプランというものを使ってみてはいかがでしょうか。

(※テレワークプラン利用時には、カラオケ機の電源が落とされます。テレワークプランで入室して一人でカラオケ……みたいなことはできません。また、楽器の練習など音を出すことは全般禁止だそうです。)



2024年スタート

2024-01-01 21:46:51 | 日記


2024年がはじまりました。

例年通り、とりえあず年初の謹賀新年といったような記事を書こうとしてたんですが……元日から、いきなり大地震のニュースが飛び込んできました。
大きな地震が相次いで起こり、大津波警報まで出ています。あの2011年のことが脳裏をよぎり、なんとなく心がざわつく元日となりました。
今年は、国内外ともいろいろ大きな動きが予想されており……これは激動の予兆ということになるんでしょうか。