私は上川町生まれで、字、東雲で小学校から大学2年までを過ごした。父が昭和11年この東雲小学校の校長に赴任して以来、この小学校の中の住宅で過ごしたのです。
今は亡き父母にとっては、初めて校長に成り、15年間過ごしたところだっただけに思い出深いものがあったはずだ。
私にとっても、一番多感な時期を過ごしたところだけに忘れがたい。その東雲小学校が、過疎化により閉校になることとなって、この3月18日閉校式が行われる。
12年ほど前に開校80周年記念があり、参加してきた。懐かしい友達とも会えた。残念なことに、私は東雲を離れてから、当時の友達との付き合いが途切れていました。それだけに同級生の佐藤君、三浦君との再会は嬉しかった。
私を記憶してくれている方は結構多かったのですが、私の記憶が定かでなくなっていて、申し訳なく思いました。18日、閉校式には参加させていただきますが懐かしい人に会ってどれだけ思い出せましょう。失礼をすることになるのでしょうが私のルーツをたどる最後の機会でしょうから、楽しみにしています。
明日は、旭川農業高校の同窓会札幌支部の総会です。数年前まで東雲小学校の後輩で、旭川農業の後輩にもなる、水谷茂夫さんが副支部長をされていたことを、昨年はじめて出席して知りました。多分、明日お会いすることになるのでしょう。
東雲では、青年団の活動にも加わっていました。その当時、ガリバン印刷で作った会報のような文芸誌、今も大事に私は持っています。中身は今読めば、何だというようなものですが、田舎の青年団がこんな活動をしていたこともあるのだと、私は今更ながら感心しています。このたび持参して、誰か記憶のある人がいれば見せてあげようかと思っています。