手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

「若さ」・・・何歳までが若い・・・?

2007-03-26 20:41:54 | 随想

フイギュアーを見ていてつくづく思った。この世界では、25歳を過ぎると若くないのだと。そして、25歳を過ぎたらもう優勝など難しくなるのだ。

 競技にもよるのは当然だけれど、人間の成長のピークが過ぎれば、後は維持することが課題で、その努力だけが若さの保障になるのだ。

 野球の選手は、30歳を越えたらもうベテランで、若手ではない。感覚的に言えば、30過ぎがもっとも充実した選手生活になると思っていたのだけれど。肉体としては、20歳を過ぎる頃から充実し、力強さが出てくる。同時に、贅肉がつき始めその対応が必要になる。筋肉の強さが要求される競技は、鍛錬して筋肉の強化を図る。しかし、筋肉の強化は、体の柔軟性とパラレルではない。

 78歳になろうとする私が、「若いね!」と言われるのは、何なのだ。要するに年齢相応の体形、容貌で無いというなのだろう。一体その年齢相応というのはどんな基準なのだろう。

 「若い」といわれるのは、嫌ではないし、むしろ誇らしくさへ思ったりするのです。体力はなくなっているけれど、表面では判らない。やっていることは結構人並み以上のことをこなしている。それも、同じ年齢の方と比較しての話で、結局、相対的に見て若いといえるだけのことなのです。

 一番いけないのは、思考過程に柔軟性がなくなることで、年寄りくさい、といわれる原因の主たるものは、そこにあるように思う。どんなに容貌をつくろっても、派手な格好をしても駄目なのです。
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