以前このブログで、大相撲の国際化もいいのではないかと書いたことがある。
今、どうもこのままでは日本人で優勝できる、横綱になれるような力士は出てこないのではないかと思い出した。
どう見ても、力だけでは大陸系の力士にかなわない。モンゴル勢は大陸系の力に、モンゴル相撲で鍛えた粘りと柔軟さがある。この勢力と対等に戦うためには、考え方から改めなければならない。
野球にしてもサッカーにしてもバレーボールにしても、日本はメジヤーとは言えない。
柔道だっていまや世界と対等だ。
日本人と大陸人のDNAが違う。力では全くかなわない身体なのだと思う。いま、外国人力士と同じ稽古で、同じ戦法で戦って勝てることは無い。そこから、日本の相撲の原点を見つめなおし、日本人には日本人らしい戦い方を模索すべきだと思う。
柔道の原点「柔よく剛を制す」を今一度見直すべきだ。相撲四十八手と言うけれど、今その業を習得する稽古が積まれているのだろうか。日本人の良いところは、そのような技を習得する柔軟さがあると言うことだと思う。力に対して技を磨くことだ。相撲部屋では難しいのかもしれない。そうだとすれば、アマチュア相撲からその努力をしなければなせないことになる。
今、外国人力士の制限があるからこんなところですんでいるけれど、開放したら忽ちモンゴルに占領されると思う。そうでなくても大関横綱は外国人で占められるのもそんなに遠いことではないように思う。そうなったら、相撲のおもしろさが半減するかもしれない。まさにピンチだ。