やはりこの時期になると山菜を食べたくなる。手稲では「きてね」がよく扱っていますので出かけました。ありました。独活と蕗と行者にんにくを求めてきました。
独活の穂先は天麩羅にして食べ、行者にんにくは、おひたしに三分の一ほどして、残りはしょうゆ漬けにしました。蕗は煮付け、味噌汁の具にしたりして味わっています。
今山菜取りのシーズン、遭難騒ぎが何件も起きています。筍(根曲がり竹)取りが一番怖い、笹薮をこいでいると方向感覚が全くづれる。私の行っていたところは道路からすぐ200メートルくらい登って降りてくるだけのところでしたが、一度横に動いて自分では元のところへ着くと思って降りてきたら、全く意外なところに降りたとう経験がある。一寸深い山だと危険と隣りあわせだと思う。行者にんにく取りにも随分行ったものだけれど、あれはひどい急な崖に生えていて、いつも転落の危険をしょっていた。今年も転落の報道があったりしたが、あれは行者にんにく取りの事故でしょう。
もう、この歳で出かけることが出来ませんが、自分でとってきて食べる味は格段のものでした。今は思い出だけとなりました。