手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

昭和40年頃が懐かしい

2011-02-09 18:57:21 | 随想
終戦後の苦しさはまだ残っていたけれど、戦後の復興期、戦時中の軍政から開放されて、自由の空気が素晴らしかった。昭和39年には東京オリンピックも開催され、活気に満ちていた。

 生活はそんなに豊かではなかったけれど、仕事は仕事として、よく遊んだものだ。楽しかった。新しい時代の映画、小説、歓楽街の盛況・・・若い血を滾らすような活気が流れていた。

 石原裕次郎ちたちの生き様が若い者の心をとりこにしていた。あの当時流行したムードミュージックの世界は、現代では見ることも出来ない。

 ネオンの町は変わらないかもしれないけれど、ミラーボールやシャンデリアの輝き、生バンドが心を揺さぶるキャバレーやクラブは遠い昔の話になってしまった。

 時々、カラオケでムート゜ミューシ゜ックを聞きながら、今の若いものには判らない世界なのだと何か切ないものを感じる。

 今は、ただただ懐かしく思い出すだけで、仮にそんな世界があっても入ることの出来ない今の自分だけれど、今の世の中が、何か味気なく思えるのです。



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする