手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

外国資本による森林買収がすすんでいるという

2011-02-11 18:56:36 | 無題
今日本中で森林の買収が外国資本によってなされているという。北海道でも砂川では大変な面積が中国資本で買われているとほうどうされていた。ニセコではかなり早くから、リゾート開発でオーストラリアなどが土地を買っている話は早くに聞いていた。

 最近になってわかってきたことだが、森林、さらには水源地を買おうとする動きが強まっているという。

 森林の売買には特別の規制はなく、売りたい人は多いのだそうです。特に遺産として山林を受けた人は、その相続税を払うことが難しく、売ってその支払いに当てたい方が多いのだそうです。今、材木の値段も安く、林業として山の手入れから材木の販売までやれる人は希のようです。そんな所へ買い手が現れれば喜んで手放す人は多いようです。中国の資本が入っているみたいですが、その狙いもあまりよくわからないようです。

 今の日本の、農林業に対する政治的姿勢は、その振興策をとっていない。そんな隙間を狙って外国資本が土地の購入を隠密に進めている。何か恐ろしい感じがする。

 土地の所有者が、営利を目的とする外国資本だとすると、その土地を使わなければならない必要に出たときに、大変な障害になる可能性もあるし、特に水源保全林などと係わってくると、困ることがおきないのだろうか。

 今、林業では、かつて造林が進められた頃の木が丁度、木材として使うことの出来る時期に来ている。しかし、それを売ることも出来ない山の持ち主がほとんどになっているみたいだ。農業は、高齢化でもう数年もすると離農がどんどん出てくるはずだ。

 国策として、農林業の振興策を考えて、企業として成り立つ道を確立しなければならない。それがなければ、荒廃か外国資本に国土が買われていくことになる。

 林業も単に材木の生産だけではなしに、森林資源の有効活用を研究して欲しい。杉とか松だけでなく、幅広い森林造成を考えていけないものか。里山が今荒れ放題だとも言う。それらを含めた林業の創造を期待したい。
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