手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

葬儀に行って来ました。

2011-02-24 19:33:40 | 身辺雑記
昨日から義姉の葬儀に行って来ました。92歳の大往生でした。
 6人姉妹の二番目の方で、とても親しくさせていただいていました。数年前から体調を崩し、昨年入院して六か月ほどの療養の甲斐なく亡くなりました。

 お葬式は身内の方がほとんど揃いますので、親族の絆を確かめる大きな機会になるようです。初めて話すような方も多く、そんな機会を与えてくれているのかもしれません。

 今回の葬儀は、曹洞宗のお寺様でした。初めての経験でしたが、お経の教本を参会者に持たせて、お坊さんと一緒に読経してくださいというというのです。私の家は日蓮宗で宗派違うのです。でも、宗派は違え、仏教の教えに違いはないわけです。せっかくの機会でしたので、通夜の読経の折、小さい声でついてみました。ほぼお坊さんのリズムに乗れる感じでした。このようにしてお経の中身に初めて触れた思いがしました。

 中身は呪文でも何でもありません。人生哲学が述べられているのです。ただ、般若心経は、漢文の原文ですから、一度なぞったくらいでは理解しかねます。

 葬儀で、このようなお経が供えられることの意味は、亡くなった人を送る人に、こんな機会に仏の教えを改めて自覚させ、即身成仏、いわば人間としてあるべき道を諭すものなのかと思いました。

 禅宗の教えは極めてわかりやすいものに感じました。臨済宗などの密教と言われるものは、まさにお経は呪文に近いところがあるように思いますが、つまるところは同じなのだと思います。

 義姉に心からのご冥福を祈らせてもらいながら、参列した感想の一言を書かせていただきました。
コメント
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