手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

大震災復興のスピードが感じられない

2011-12-02 17:50:27 | 無題
政府の第三次補正予算など復興への手当てはそれなりにされているようだけれど、その復興の足音が聞こえてこない。

 震災の規模が大きすぎて、見えにくいのかもしれない。

 また、どのように町を作り直すのか、崩壊とした工場をどこに再建するのかなど設計自体が容易でなく、瓦礫の処理、壊れた道路や、鉄道などの復興はそれなりに進んでいても、街づくりの姿は全く見えてこない。

 仮設住宅も冬を迎え,断熱工事に必死みたいだけれど、雪になったらどうなるのだろう。家も元のところへ作るのなら、それなりのスピード感が出るのだろうけれど、二度と津波にさらわれないように高台に街づくりをするところが多いのでしょう。そうなると町の設計図から誰がどこに家を建てるのかも大変なことだ。中国なんかなら、国が一気に高層マンションなどを立てて町ごと収容してしまうのでしょうが、日本はそんなことはしない。

 自治体ごとに設計しているのかもしれないけれど、もっとスピード感が出てほしい。

 港湾の整備もそこそこ進んでいるみたいだけれど、まだ水揚げした魚の処理施設がさっぱり進んでいない。津波の問題はあっても、漁業関係の施設は港の近くで無ければならないし、漁業の振興がこの地域にとって中心なのだから、港湾周辺からの復興がもっと目に見えてもいいのにと思ったりしている。

 あの瓦礫処理、もう少し支援する地域が出てもいいと思うが、放射線がネックになったりしている。この瓦礫、国営で処理を進めることは出来ないのだろうか。大量の廃棄自動車が放置されている。いずれリサイクルに回るのでしょうが、リサイクル処理場を作ってやることは出来ないのだろうか。やりたいことは山ほど有っても、優先順位があって一度には手が回らないということでしょうか。

 本当に気の毒だ。頑張ってください。
コメント
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