手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

手稲文化祭・・手稲区民センターの対応は協定違反なのだ

2013-08-09 09:22:58 | 手稲文化協会関係
 昨日手稲文化協会の臨時総会があって参加してきました。その中で驚かされる報告があった。

 今年の文化祭開催にあたって会場費 などの費用を折半して4万円を文化協会が負担することにしたというのだ。

 手稲文化祭は、昭和24年から手稲文化協会が主催して開催しきてました。また文化協会は札幌10区で手稲だけにあり、手稲の文化活動を支えてきていました。

 ただ、手稲区が独立して、地域文化活動の拠点となる施設として新たに区民センターが設立されました。

 手稲文化祭はさきに設立されていた手稲コミュニティセンターで開催されてきたのですが、区民センターとは利便性で格段の差があり、文化祭もかつての面影を失いつつありました。60年の長い伝統のある手稲文化祭を発展させるためには区民センターで開催するしかないと考え、当時の区長と直接お話をして平成16年区民センターの使用料減免で開催することができました。

 ところが平成17年に指定管理者制度が施行される問題が出て、手稲文化祭も減免措置が取られなくなるとい大きな問題が出てきました。手稲文化協会は加盟一団体年会費2000円を徴収し、それだけで運営していましたから、文化協会が会場費その他のすべてを負担して文化祭を開催するのは、文化協会の解体につながる大問題でした。

 手稲区に60年の伝統を持って定着している手稲文化祭、手稲文化協会が岐路に立たされました。それでその問題を何とかするため大変な運動を展開しました。

 17年はとにかく減免を継続させることに成功しかし、18年度からはどうしても不可能ということになりました。

 そこで、18年度はチャリティで開催していた「伝統芸能祭」をチャリティでなく、文化祭の必要経費に向けることとしました。

 18年度の手稲文化祭は、費用一切を文化協会の活動の中から生み出し成功裡に終わり、文化祭を独自に開催する自信を持つことができました。

ところが、地域振興課から話があり、区民センターが独自で開催している、区民センター文化祭(区民センター祭り)と一体化して、手稲文化協会と区民センターの共催で開催してゆくようにしてはどうかという話が来た。

 この時、文化協会としては独自に開催できる目途ができたので、お断りすると返事をしました。ところがそのあとなんとか考えてほしいという要望があり、地域振興課、区民センター運営委員長とともに話し合い、費用については今まだの区民センタ祭りで使っていたのと同じなので、文化協会に負担をかけないという約束があって、区民センター運営委員長からぜひ一緒にやっていただきたいと懇請されて受けたのでした。

 一昨年まで、その年の文化祭開催にあたっての期日の決定そのた、事前に事務局長の私に相談があって動いていたのです。

 それが、昨年区民センター事務局長が変わってから動きがおかしくなってきた。昨年プログラム代として1万円文化協会で負担してほしいということが会長を通して要望され、すでに会長が受けてきている状況なので不満があったけれど受けておいた。

 ところが、今回は区民センター運営委員会の中で、指定管理者制度で財政的に苦しいので、半額負担してほしいといわれ、会長が了解してきたようなのだ。昨日そのあたりを質問したら、会長は文化協会の会長としての話でなく、運営員会の意向をそのままいうだけで、この問題が協定違反に相当することを自覚しているとも思えない。

 この春の総会時、私は事務局長を降りるにあたっての挨拶でこの問題に触れ、もしこのような要求が出てきたときは、共催から離れ文化協会独自の開催を思考してほしいと話したのだったが、そんな思いは会長の中にはないようだ。少なくてもこんな重大な問題が出されたのなら役員会で検討する道を最低選ばなければならなかったと思う。

 
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