「八重の桜」 感動の連続だった

　先ほど今日の「八重の桜」を見終えた。今日も感動しながら見ていた。今まで大河ドラマを随分見てきていますが、これが一番私にとっては面白かった。
　坂本竜馬も面白かったけれけど歴史的な勉強にはいまいち物足りなかった。

　八重の桜は八重の生涯というより幕末のいろいろのことを知ることができたことが嬉しかった。薩摩と会津はともに禁門の変で長州と戦った仲であり、孝明天皇の宸翰までいただいて皇居の守備にあたっていた会津なのだ。それが大政奉還後、将軍守護で皇居を出た後、薩長の仕組んだ鳥羽伏見の戦いにはまり、錦の御旗を押し立てた薩長に逆賊の汚名をきせらることになるいきさつもよくわかった。会津が薩摩を許せないのも当然だし、さらに新政府も薩長で固められ、会津が追いつめられてゆくさまがよくわかった。西郷隆盛の動きもかなり細かく表現されていてこれも勉強になった。新島襄について同志社大学の創立者くらいの理解しかなかったのが、こんな苦労をし道半ばで倒れたことを知り改めて見直した。今日は日清戦争と赤十字の活躍、八重が女性として初めて叙勲された話も勉強になった。