手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

高梨選手の活躍を見ながら

2014-01-27 18:53:03 | 随想
  女子ジャンパーとして世界に羽ばたいている高梨選手に拍手を送り、ソチで是非金メダルを取ってくださいと祈ります。この思いは日本国中の期待になっていると思います。私にとってみると生まれ育った上川の出身であることがなおさらの思いとなっています。

 それについてもふと思うことがある。一時日本のジャンプ陣が好調だったときに突然ルールの改正があり、スキー板の長さの制限がされるようになり、日本人に不利になったといわれていた。しかし、特別のことでないのだということが証明されたように思う。高梨選手はとても小柄です。あの小柄な選手が大変な距離を飛ぶのです。スキー板は当然短いはずです。身長に合わせて長さが制限されるることが日本選手に不利といういい方はできなくなったと言える。技術の問題なのですね。

 世界のトップクラスの選手は、着地の寸前で浮力をうまくとらえ距離を伸ばしている。日本の選手のほとんどが着地がストンと落ちる形になる。しかし、一流選手は普通に着地するようなところからファツと浮き上がる、着地の寸前でスキーの先端の方を持ち上げ下からの風をうまく受け止めて距離をのばしている。このテクニックが難しいのだと思う。もちろんそこまでに行くためのサッツのタイミングが難しいし、アプローチのスピードも問題だ。だからアプローチの姿勢がスピードに乗れる姿㔟でしかもサッツに一番力の入る姿勢でなくてはならないのだから、一つのことだけでは言えない難しさがあるのだと思う。高梨選手はその点天性の資質が備わっているのかもしれない。

 19歳という若さは素晴らしい。今最大のライバルとなっている選手は30歳という。それを考えると、あと二回のオリンピックも視野に入れることができる。

 本当に素晴らしいことだ。フィギュアの浅田選手とそろって金メダルを首に凱旋してほしいものだ。
コメント
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