手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

今日の健幸くらぶ 詩吟    「垓下の歌」「烏江亭に題す」

2014-02-12 18:54:19 | 詩吟関係
 今日は5名の出席になりました。吟は先週にやった「垓下の歌」と新しく「烏江亭に題す」をやりました。

 「垓下の歌」で、素読の後質問「この詩にかかわる四字熟語は?」、すぐに「四面楚歌」という答えが返ってきた。先週の説明でこのことに触れ、これが劉邦のいわば作戦だったことを話し、秦を攻略した時の項羽と劉邦の取った行為に触れておいた。みんな理解してくれているのです。また虞妃について話をしたとき、木曽の義仲が義経に敗れた折最後まで一緒だった女性について聞いたら、知っている人はいなかった。しかし、巴御前と言ったら名前を知っている人はいた。「虞や虞や汝を奈何せん」と言っているが、どのように処遇したかはわからないのだということを話しました。

 吟では特に振り止めと押しについて気を付けさせる指導をしました。

 「烏江亭に題す」では、史記に書かれていることを話してあげました。

 後半は、5月に予定されている私の会の交歓吟詠会でそれぞれ発表を予定している吟題の稽古を一人二回づつやって終わらせました。コンダクターについての吟は結構いいのですが、前奏だけでやらすと、力がカクンと落ちます。ここを乗り越えさせなければなりません。

 資格審査も受けない全くの趣味の会ですが、会員の詩吟に対する関心は強く、とても上達しています。去年の暮れから教室と健幸くらぶで「千島慕情」小甫作・岳甫作を取り上げたのですが、この詩に対する関心が強く交歓吟詠でやってみたいという希望が何人か出ています。結構難しいのですが、詩に惹かれるのですね。しっかり吟じてくれるといいのですが・・・。
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