手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

84歳の秋も終わる 

2014-10-22 20:27:47 | 無題
 1830年生まれ、84歳です。改めて思う、よくここまで生きてきたものだ。

 日中戦争が始まった昭和12年が小学校一年だった。その後太平洋戦争を見てきた。学制が変わる節目を生きてきた。旧制の最後で、新制の最初を歩いてきた。戦中派の最後でもあるのでしょうか。

 定年退職してから24年、いつの間にこんな月日がたったのだろうと不思議な感じがする。退職後、詩吟の先生として今日まで来ている。お弟子さんの数もすべて合わせれば50数名になるのでしょう。よくここまで来れたと改めて思ったりする。この先、どうなるのか、これは計ることのできるものではない。天意に任すしかないのです。

 そんなに悠長にはしていられない時間になっているのだと思う。特別さしあたって考えることもないと言えばないのですが、もう少し気楽になってもいいのかと時々思う。東京オリムピックの年は90歳になるのです。出来れは見てみたいという願望はある。退職からの年月を思うと、これからの6年くらいはわけなく過ぎそうだけど、そうなる保証もないのです。

 詩吟を続けていますが、ただ教えるだけなら特別のこともないけれど、各種大会などに参加させることで気を使うのが結構きつくなっている。

 先日あるお弟子さんが、自分の会として独立してはどうですかと何気なくおっしゃっていたけれど、本当に詩吟をやりたい人と一緒に詩吟を楽しむ教室というのもありかもしれない。

 今年は大会等の参加で本当につかれた。あんまり気張らない方が好いのだと思う。会としての何かプライドみたいなものを守りたい気持ちが働き、会員にも無理を言っていたのではと思ったりする。もっと余裕のある、無理のない参加の仕方を考えて行くのかよいのかもしれない。

 年賀状の季節になっているけれど、同年代の方の多くは、かなり絞ってきているようだ。私は年賀状だけででも付き合いたい思いで、ほとんど会う機会もない人に年賀状を書いていた。そろそろ大胆な削減の時期に来ているのかもしれない。今年の年賀の最後に今年だけにしますと書く人を作ろうかとおもったりする。
コメント
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