手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

手稲第二教場  今日見学に一人いらっしゃった  入会を約束していかれました

2014-11-07 19:07:33 | 詩吟関係
 手稲第二教場の詩吟。いつもの通り会場に入るや、Tさんが、「先生!見学の方です」といって「私たちの先生です」と座っていた女性に紹介してくれた。よろしくお願いしますと答えてくけた。

 今日は男性軍二人とも欠席で、初めは三人、あと遅れてKさんが来たので4人の稽古です。始まる前に私の教室では必ず最初に 合吟する会詩があります。それと、初段の吟譜をもっていましたので、それを見学の方にお上げし、名刺を差し上げておきました。

 いつもの通り 合吟で始め最初に12月審査の方の稽古をして、そのあと見学の方に、体験してみましょうと話、富士山を素読して聞かせ、とこどころ説明を入れながら吟じて聞いてもらいました。そのうえで私と一緒に声を出してみましょうといってやってみました。ほとんど口か動かなかった。それで、もう一度やってみましょう、とにかくついて声を出してみましょうといってやったら今度はかなりついていました。無理はしないでこんな感じなのですといって残りの方の稽古を進めました。教本の稽古か終わったところで、みんなで富士山を合吟してみましょうといって見学の方にも一緒に声を出してみてくださいといってやらせました。見ていたら何とか口を開いてついていました。休憩に入ってから、一緒にやりましょうと入会を勧めました。乗り気のようでした。

 都合の悪い時は休んでも良いですかといった質問をしていました。11月は練習生として12月から正式な会員としてやりましょうといったらそのまま受け取ってくれたように思いました。年忘れのチケット今日みんなに配布しました。チケットは誰かに上げてくださいという話をした後、チケット上げる当てのない人がいましたら見学の方にお上げしたらと話してみました。するとお一人の方が、私、この日いませんのでといって、プログラムとチケットをお上げした。受け取ってくれた。そんな流れなので多分入会してくれると思います。そんな状況で結果として入会してもらえなかった方もいるので、安心はできないけれど何かとてもうれしい。今年は連続して新人が入ってくれていますのできっとうれしい結果になるでしょう。

 今年平和教場から二人指導者が誕生して、それぞれ教室を立ち上げました。それなりにうれしいことなのですがちょっと不思議な感じがします。8段をとったら副師範の受審資格ができ、合格して、お弟子さんを持ち独立することができるのです。まだ教本の指導を受けていない部分もたくさんあるのです。副師範だと次に師範を受けることになりますが独立しているので、指導者は自分で自分を審査に送ることになるのです。本来私のお弟子さんで来ていたのですから、師範を受審させるのはわたしでなければおかしいとおもうのですが、既に独立して私の会員でなくなっているのです。極端な話、9段以降の指導は受けないまま先生になるのです。゛自己流の稽古で進んでゆくことになります。よほど力のある方ならば克服できるのでしょうが、自分が習ったことしか持ち合わせないとすると、教えられる方が大変だと思う。

 私の所属していた 象堂流では教室をもっても指導者の教室に在籍しながら教室の指導に当たるようになっていました。宗家流だからできたのかもしれませんが、教室を持ったら所属していた教室の会員としての資格が失われるというのも不思議な気がします。一門として行動はできるのだからそれでよいのかもしれませんが、しかし師範を受審させるのは副師範を受審させた先生が師範の吟題の指導をして受けさせるというのが筋と思います。更に新しい吟題などを覚える機会が失われてゆきます。 象堂流では師範会があり、そこで新しい吟題を宗家から教えてもらって教室に持ち帰るシステムもありました。私は師範会には出なかったけれど、教室で教本以外の吟題、師範会でやったものを教えてもらっていました。現在の会に在籍しながら自分の会を指導し、自分も所属会で勉強をしてゆくことはむつかしいのでしょうか。今この二人については、教場の会員名簿から抜けていますが、特別会員として会に残ってもい、一緒に活動させています。本人が自分は独立したのだからといわれると何も言えません。そんな問題が起きないことを信じるだけです。

コメント
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