手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

「山に登った」では完結していない・・・・・

2014-11-21 19:25:38 | 無題
  今朝のテレビの中で、武田鉄矢さんが出演していてとても面白い話をしていた。その中の一言です。「山に登った」だけじゃ遭難したことになる。降りてこなければならないのだという。あたり前のことなのだけれど、とても身にしむ言葉だった。

 登ったら降りることを考えなければならない。永遠に上り続けるわけにはゆかない。降りなければならない。降り方の上手な人、下手な人。

 人気のある俳優でもいつまでもその人気はつづくものではない。なくなるのを黙って待つか、その前に降りる準備をするか。

 とても難しいことです。人生にいつも続く問題です。初めには終わりがある。その終わり方が問題なのです。

 未練の残らない終結でなければならない。そのためには降り時と降り方がむつかしい。人生の終わりは突然かもしれない。今は元気でも私も降りる心構えが必要な歳になっている。

 詩吟を今日まで続け、かなりのお弟子さんに囲まれている。これもいつまでも続くものではない。終わり方があるのでしょう。

 こんなことをつくづく思う歳になりました。
コメント
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