手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

旧友から久しぶりに誘いの葉書

2014-11-25 19:19:44 | 身辺雑記
 年賀状だけの付き合いになってもう8年くらいになる友達から葉書が来た。もう会う機会も少なくなっています。久しぶりによもやま話をしたいという内容でした。

 彼は現役時代一番深い付き合いをした友人です。面白い関係がありました。私より一年前にS高校に赴任していました。前任地が私の最初の勤務校N高校でした。そして私が詩吟を習っていた 象堂流は岩見沢に本拠がありました。彼はN高校に赴任する前は岩見沢東高校に勤務していて、岩見沢には詳しく友人知人がたくさんいるのです。そんなこともあり、私と一緒に詩吟をやるようになり、同じ象堂流で宗家の指導を受けることになりました。更に、とてもお酒が強く私の良い飲み仲間でもありました。奥様も一緒に象堂流で詩吟を学ぶことにもなっていました。

 そんな彼なのですが、私は9年前に象堂流をお弟子さんを連れて退会し、自分の教室を立ち上げました。その時彼はそのまま 象堂流に残りました。そんなこともあり交際が途絶えることになっていました。

  象堂流は私が退会したころから急激に衰え、主だった幹部はほとんど退会し、存続が危ぶまれるような流派になっていました。それでも彼と奥さんは象堂流にのこり宗家を助けてきていたはずです。

 そんな彼からの葉書で、まだ元気で手稲に飲みに来ることもできるのかと思いました。ただ、気になっていたのは5年ほど前にもう一人の遊び仲間だったFさんが亡くなったのですが、その時葬儀に奥様が出て、彼か来なかったのです。何か体調がよくないような話でした。でも今回の葉書で元気なのだろうと思いました。

 それで今日電話を入れました。すると奥様が出て、一寸待ってくださいといい、旦那に話している声、村川さんからといっているのが聞こえました。だから彼が電話に出ると思ったのですが奥さんが今コンロの火を消してきましたといって電話を続けられました。奥さんの話だと、彼は耳がかなり遠くなっていて、電話が容易でないらしいこと、それと軽い脳梗塞も経験してきているような話でした。葉書の内容も奥様の発案のように受け取れました。手稲まで飲みに来るということでなく、彼の家にほかの仲間も招いて一献傾けながら懐かしい話でもしてみたいということのようでした。

 二人とも詩吟からは離れていないみたいです。ひょっとすると奥様は象堂流で宗家とつながっているのかもしれません。まあそれはどうでもよいことです。彼はお酒が随分強く一緒に梯子酒をした仲間なのですが、今は多分飲みに出ることはできなくなっていると思います。そんな彼に元気を上げる機会を作ろうとされているのかもしれません。

 12月に入ってから改めて電話をいただくことになりました。私より二歳若いのです。でも昔の元気は期待できないのかもしれません。
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