今日から詩吟の教室も始まりました

　　今日は福祉センターの詩吟でした。元日から昨日まで続いた良い天気が崩れ、今日は雨の日となりました。道路は氷がむき出しみたいな有様、おまけに水たまり、雪が降らないだけよかったのですが、やはり参加者が少なく16名でした。

　今日は「阿寒湖を詠ず」と「氷雪の門」をやりました。「阿寒湖を詠ず」では、悲恋毬藻の伝説を話してあげました。また「氷雪の門」はたまたま今朝の読売新聞の終戦70周年の特集で、樺太真岡郵便局での女子交換手9名の自決の記事が扱われていたので急遽取り上げてみました。この事件について話してあげ、8月15日に既に日本の降伏が確定している中での日本に戦争を仕掛け、揚句がシベリアへ捕虜の抑留、強制労働、多くの死亡者を出した行為に私なりに感じている憤りを話してみました。

　人数が少ないだけに話をする時間が生まれ吟だけに終わらない教室になり、それなりに楽しい。

　現在福祉センターの会員で固定的なのが20名くらいなのです。かなり高齢化が進んでいますが、まだしばらくは継続出来るように思えます。ただ、高齢者だけに天気が問題です。冬はやはり厳しい。いつも天気を気にすることになる。

　明日は健幸くらぶの詩吟ですが、午前中なので暴風雪の来る前に終われるのでしょう。