「面白きこともなき世を面白す住みなすものは心なりけり」という歌は高杉晋作の辞世の歌とされている。
「面白きこと」・・その人によるきわめて相対的なものだ。
自分の人生を振り返ってみて、一番印象に残っているものという問いにならこたえられると思うけれど、面白かったこととなると返事に困る。何か歴史に残るようなことでもやり遂げたのならいえるかもしれないけれど、普通の人として何とか生きてきた自分には、取り上げるべき何物もない。
それでも、子供時代、学生時代、教員時代、退職後、振り返れば楽しいことも沢山あったし苦しいことも沢山あった。でも、自分にとってと言うことで素晴らしいと誰からも評価されるようなものではない。
学生時代も成績優秀で優等生だったなんて言えないし、むしろ怠け者のろくでなしだったといった方が当たっている。現職の教員でも管理職試験は受けさせられたけれど全部失敗、平教員で終わった。生徒に慕われる先生でもなかった。
誇れるような何物もない生き様だった。でも結構楽しみもあった。その時その時のはかない楽しみで、人生を飾るようなものではなかった。
素晴らしい燃えるような恋愛経験もなった。だから失恋の悲しみも知らない。
人がやるような遊び、スホーツ、娯楽はほとんど経験しているかもしれない。たとえば、読書も人並み以上だったと思うし、娯楽では麻雀、囲碁、将棋、花札まで楽しんだし、スポーツも野球、スキー、テニス、卓球、バスケット、パークゴルフも遊びの中に入っていた。釣りは渓流釣りで名人とも言われたりした。
そんなことでの楽しみはあったけれど、自慢にも何にもならない。生きたある時期の中にちりばめられた楽しかった小さな思い出になっている。
退職して25年目、80歳を超えて、今、現役の仕事より経歴の長くなった詩吟を唯一の楽しみにして生きている。今更新しいものに挑戦するには体力も気力もなくなっている。
今新し事としてやれているのは、新しい詩吟の題材を作ること、新しいカラオケを覚えることくらいだ。でも、今書いているブログ、もう10数年にわたってほぼ毎日に近く書き続けているのはよくやっていると自慢できることかもしれない。中身はもんだいに出来ないが。
「面白きこと」・・その人によるきわめて相対的なものだ。
自分の人生を振り返ってみて、一番印象に残っているものという問いにならこたえられると思うけれど、面白かったこととなると返事に困る。何か歴史に残るようなことでもやり遂げたのならいえるかもしれないけれど、普通の人として何とか生きてきた自分には、取り上げるべき何物もない。
それでも、子供時代、学生時代、教員時代、退職後、振り返れば楽しいことも沢山あったし苦しいことも沢山あった。でも、自分にとってと言うことで素晴らしいと誰からも評価されるようなものではない。
学生時代も成績優秀で優等生だったなんて言えないし、むしろ怠け者のろくでなしだったといった方が当たっている。現職の教員でも管理職試験は受けさせられたけれど全部失敗、平教員で終わった。生徒に慕われる先生でもなかった。
誇れるような何物もない生き様だった。でも結構楽しみもあった。その時その時のはかない楽しみで、人生を飾るようなものではなかった。
素晴らしい燃えるような恋愛経験もなった。だから失恋の悲しみも知らない。
人がやるような遊び、スホーツ、娯楽はほとんど経験しているかもしれない。たとえば、読書も人並み以上だったと思うし、娯楽では麻雀、囲碁、将棋、花札まで楽しんだし、スポーツも野球、スキー、テニス、卓球、バスケット、パークゴルフも遊びの中に入っていた。釣りは渓流釣りで名人とも言われたりした。
そんなことでの楽しみはあったけれど、自慢にも何にもならない。生きたある時期の中にちりばめられた楽しかった小さな思い出になっている。
退職して25年目、80歳を超えて、今、現役の仕事より経歴の長くなった詩吟を唯一の楽しみにして生きている。今更新しいものに挑戦するには体力も気力もなくなっている。
今新し事としてやれているのは、新しい詩吟の題材を作ること、新しいカラオケを覚えることくらいだ。でも、今書いているブログ、もう10数年にわたってほぼ毎日に近く書き続けているのはよくやっていると自慢できることかもしれない。中身はもんだいに出来ないが。