選挙

　今市議会議員候補の宣伝カーが家の前を通って行った。名前は聞こえた。私の投票は既に終わっている。期日前投票の規制が緩やかになりとても便利になった。ただ、投票所に出かけるちょっと緊張した感じがないので、投票の実感がない寂しさがある。

　最近はもっぱら期日前投票にしている。以前は小学校の体育館に設けられた投票所に出かけ、立会人の中に町内会の顔見知りがいると軽く会釈をしたりして投票を済ませてきたものでした。

　選挙のたびに思うのだけれど、選挙運動で宣伝カーを走らせてどれだけ効果があるのだろうということです。定員をオーバーしていても確実にこの方になると事前に確信できるような場合でも、皆様車を走らせる。決まったみたいなものだから、こんなことにお金を使うのは無駄だという状況でも車をしっかり走らせている。

　そんな状況で車を出さなかったら、傲慢だと謗られ、万が一のことが起きないとは限らないといった思惑などが働くのでしょう。大変なお金がかかるのです。

　どの候補を選ぶか、その方の選挙公約で決めるというけれど、公約をしっかり読んで比較して決めている人はどれだけいるのだろう。私は一時落ちることの確実な方に投票したりしていたこともある。今は、政治の動向を見ながら、政党を選んで候補を決めている。

　無党派という人が結構多い。だけど、逆にこの党は嫌いだと、嫌いな党派をいう方は多い。政治状況で緊迫した問題が争点になっているときは二者択一のような状況に巻き込まれ、争点で候補者が決まる。そこでは政党の好き嫌いを超えるような動きになる。こんなときの選挙は面白い。面白いで選挙をされては困るのだけれど、誰になっても大した変わらないよという空気の選挙は候補者も大変だと思う。

　後何日かで今回の選挙の決着がつく。私の投票の結果はどうなるのだろう。みんな当選してほしい。