手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

碌峭会 手稲  詩吟

2018-06-04 19:27:44 | 詩吟関係
  今日は第四会議室。この教室は声が響くので詩吟にはもってこいの場所です。佐藤さん欠席か続いている。
 初めに三月の審査の許証が届いていたので堤さんへ伝達しました。そのあと昨日の審査について、みんなよく頑張ってくれたと評してあげて、特に松倉さん、初めての挑戦で短縮を獲得したので褒めてあげました。素読をかなりやらせてきましので詩文の読み方はほかの方に負けない良い読み方をしていて、そこが評価されたのだと思います。余韻を引くことがまだできていないけれど、今度はそこをしっかりやりましょうと励ましてあげまた。今日から準二段の稽古です。最初に「金州城下の作 乃木希典」をやることになります。まず、吟題に「作」が付いている時は作者に作をつけないで読むということを説明し、私の素読を聞かせて、素読をさせました。一回目は声か小さかったのでもっと大きな声で!といってやり直して、範吟をしないで直ぐ吟じてみなさいとやらせました。何とほとんど問題ない吟になっていました。二か所ほど訂正を入れて二回吟じてもらいました。そのあと此の詩について話してあげました。次の偶感も同じやり方でやらせました。できるのです。審査の時余韻の引きがほとんど駄目だったのですが、今日は言わなくてもできました。次に準五段になる二人の稽古になり、最初の「春望 杜甫」吟譜を少し変えたので全員に新らしい詩文を渡して稽古をさせました。春望は律詩になりますので、律詩について勉強させました。対句、押韻について確認して、ついででしたから教本の訓読文を題材にして、訓読の意味合いと書き下し文について話し、野球の素振りと詩吟の素読の共通点を理解してもらいました。特に松倉さんの例を見ている皆様にはとても良くわかることでした。
 吟譜は部分的に前の譜と少し変わっていますが、全く抵抗なくやれました。次の吟は今日は抜きにして新しく入る「短歌」の稽古をやりました。短歌の吟、少し乱れてきていましたので、新しく作っていった吟譜で稽古をさせました。みんな素直に理解してくれました。

 後半30分を交歓吟詠の稽古に当てておわりました。
コメント
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