福祉センター 詩吟

　　今日は大雨の予報、朝からしとしと降っていた。そのうちに大雨になるのだろうかと心配していました。大雨になったら福祉センターの詩吟、出席がガタ落ちになるかもしれないという心配でした。でも風もなく雨もそれほど強くない。心配しながら行きましたら結構いらっしゃっている。結局１５名の参加でした。

　前回「閑居」を時間の関係で合吟だけで終わらせていました。五言絶句ですから時間に余裕がありましたので、詩文を板書して、五言絶句の構造と押韻、訓点のつけ方などについて若干話をしてから吟に入りました。先に一回り全員に素読をさせました。教室が始まる直前にお一人初めての方がいらっしゃっていて、その方が最後の素読になりました。とても良い素読でしたので、褒めてあげて詩吟の経験があるのでしょうと聞いたら、親指と人差し指で隙間を作り「ほんのちょっと！」とおっしゃいました。そのあといつもの通り全員に　独吟をしてもらいました。この頃皆様の吟力がとても上がったています。聞いていても楽しい。

　後半は「京師にて家書を得たり」をやりました。全員での素読の後、詩文の説明をして、範吟、二回目は一緒に吟じてもらいそのあと男女別に二回づつ　合吟をしてもらい、　独吟に入りました。　独吟の前に一度素読をして吟じてもらいました。丁度良い時間で終われました。今日新しくいらっしゃった方、私の教室にいらっしゃることになりそうです。実現できたら嬉しいのですが。」